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「これ、頼まれてたもの。ウエストにはカードな」 「ありがとうございます」 「わーいありがとうクロウ兄ちゃん」 すっかり顔馴染みになった子供たちの喜ぶ顔を微笑ましく見ていると、ウエストが顔をあげて言った。 「クロウ兄ちゃんはいつ鬼柳兄ちゃんのお嫁さんになってくれるの?」 「は?」 何を言われたのか分からず呆けた声が出る。 「クロウ兄ちゃんずっと居てくれたらいいのに、って言ったら鬼柳兄ちゃんがもうすぐボクたちのお母さんになってくれるからって」 「鬼柳!ちょっとこっち来い!!」 *** もうお母さんなってあげればいいじゃないの。