ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「誰か居ますか~」
長い長い石段を上がっていかにも何か出そうなオンボロ寺の扉をそっと開ける。
祖母ちゃんにお使いを頼まれた以上、誰かしかは居るのだろうが、それ以外のモノも出そうな雰囲気だ。
出来たらそういう類には遭遇したくない。
…此れ以上。
『…遊馬、そういう時は「たのもう!」と言うのではないか?』
「なんだそりゃ何処の道場破りだよ」
『そうか』
いつもだったらもう2、3何か言いそうな所だがアストラルはあっさり引き下がってしまった。
もうこれ以上この手の類には遭遇したくない。
この自称・アストラル世界から来たと言う幽霊で今は手一杯だ。
他の幽霊の面倒までは見きれない。
カイトに実質負けて以来どうにも大人しくなってしまってやりにくいったらない。
気が付けば元気付けようと考えている自分が居て、それもやりにくいったらない原因の一つだ。
***
すぐ「五月蠅い」っつーけど
大人しければ大人しいで調子狂うっつー
PR
「出雲ちゃん浴衣めっちゃええなあ」
志摩という男は、とにかく女の子が大好きなのだ、と思う。
女の子ならば誰に対してもそんな風に褒めるのだ。
それが、何となく面白くない。
「…アンタ誰にでもそう言うんでしょ」
思わず声に出して言ってしまった。
「いやいやほんま可愛いと思うてるから言うとるだけで…思わず口に出とる言うか」
いや他の子にも言うとるとかそう言うんじゃなく!
慌てる志摩の言葉は益々言い訳になっていく。
やっぱり他の子にも言うんじゃないの。
面白くない。
其処で志摩の言い訳がハタと止まった。
「…今のもしかして自分にだけ言うて欲しいとかそうゆうこと?」
「ば、馬鹿じゃないの!」
思わず怒鳴っていた。
そんなこと、あるわけない。
そんなこと思ってるなんてありえない。
***
素直になれない出雲ちゃん可愛いかなて。
