ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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誰かの手が、髪を撫でる。
この感触を知っている。
ゆっくり目を開けると其処にはクロウが居た。
「お、気が付いたか」
「私、」
「熱中症じゃねえか。ぶっ倒れた」
飲めるか、とペットボトルを差し出されたので身体を起こす。
クロウはそっと支えてくれた。
そういえばアキとクロウのデュエルを見ていたのだった。
さっき立っていたところからは少し離れた木陰。
クロウが連れてきてくれたのだろうか。
「アキはミゾグチ呼びに行ったぜ」
「そう・・」
「もう少し横になってろよ」
言われるままにまた身体を倒す。
クロウの手が髪を撫でる。
まるで違うのにその優しさがお父様と似ていると思った。
***
クロシェリ
恋するカレンダー12題 2
暑気あたり、気づけば腕の中。
お題Fortune Fate
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「歯型まだ残ってるぜ」
クロウに噛まれた自分の手を見ながら京介がぼやく。
「お前が悪いんだろうが」
「もっと色っぽい歯型が欲しい~」
「馬鹿か」
全く懲りていない様子の京介にジャックは呆れたように言った。
「小さい子供と喧嘩するようなものだ。アイツらは加減というものを知らんからな」
身体の大きい此方が手加減してやっているというのに、向こうはまったく遠慮なく大暴れする。
喧嘩に勝ちたいからか、加減してやっているのが分かって悔しいのか。
とにかく、喧嘩しても勝ち目はない。
京介も本当はわかっている筈だ。
惚れた方が負けなのだと。
だがそれを指摘してやるつもりはない。
***
アイツら、には遊星たんもはいってる。
保護者ジャック
「クロたんに思いっきり抓られたーまだ痛え~」
ふうふうと手の甲に息を吹きかけながら京介が言う。
「あったりまえだろが!」
クロウが怒鳴る。
クラスメイトの視線が此方に集まったのに気が付いてその後は小さな声になった。
「電車の中で人のケツ触りやがって・・!」
「それは鬼柳が悪い」
「自業自得だな」
遊星とジャックがばさりと切り捨てる。
冷たい視線の友人たちに囲まれて京介は泣き真似して見せた。
「でもオレ色白いからすごく赤くなっちゃってカワイソウ」
確かに色白な京介の肌に赤い痕が痛々しい。
悪いのは京介の筈なのに、その赤い手を見せられてクロウはうっと詰まった。
「クロウ~ふうふうして❤」
畳みかけるように京介が手を突きつける。
がぶっ
突きつけられた手に噛みついてクロウは逃げ出した。
***
痴漢する京介・・(^^ゞ
「おい、なんだよ」
鬼柳が鼻先を首に摺りつけてきた。
甘えるようなその仕草につい笑みが漏れる。
まったく本当に猫のような奴だ。
いや、昼間は本当に猫なのだが。
本来の姿は此方だと本人は言うが、いちいち仕草が猫っぽい。
「お前本当に猫みたいだな」
「猫の時間が長いからなぁ」
耳元で鬼柳はくく、と笑った。
くすぐったい。
首を竦めるクロウに、鬼柳は言った。
「発情期、かも」
***
これ の続き。
鬼柳が鼻先を首に摺りつけてきた。
甘えるようなその仕草につい笑みが漏れる。
まったく本当に猫のような奴だ。
いや、昼間は本当に猫なのだが。
本来の姿は此方だと本人は言うが、いちいち仕草が猫っぽい。
「お前本当に猫みたいだな」
「猫の時間が長いからなぁ」
耳元で鬼柳はくく、と笑った。
くすぐったい。
首を竦めるクロウに、鬼柳は言った。
「発情期、かも」
***
これ の続き。
