忍者ブログ
<< 2026/05 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  >>
ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


「おおクロウ甚兵衛可愛い!」
人の顔を見て鬼柳は大喜びだ。
くっそなんかムカつく。
「そんなに甚兵衛を可愛く着こなせるのは女の子と子供くらいだぜ」
「何だとこの野郎」
本人は褒めてるつもりらしいけど、全然褒めてねえよそれ。
頬っぺたを思いっきり引っ張ってやる。
「いひゃい!いひゃい!!ごみぇんて」
ったく。
「お詫びに綿菓子を奢ってやるって」
「綿菓子?」
この野郎まだ子供扱いする気か。
「嫌いか?んじゃフランクフルトかアイスキャンディで…」
「何だその二択!」
「いひゃい!!」

大きく口を開けてあーんっ❤とやって見せるのでもう一回頬っぺたを引っ張ってやった。

***
学ぱろ・京クロ
一緒にお祭り。
クロたん甚兵衛

拍手

PR

「鬼柳、今日話あるから放課後ちっと時間くれ」
なんて言われてやってきた学校の屋上。
何事かと思ったら其処立ってろ、とクロウは大きく息を吸い込んだ。
「オレは、お前が好きだ!」
「えっ」
吃驚している間にクロウはさっさと踵を返す。
「おっし帰るぞ」
「ちょ、待て待て待て」
京介はさっぱりした顔のクロウを慌てて呼びとめた。
「何だよ」
「いや今の何」
「何だよ聞いてなかったのかよ」
一世一代の題告白だったのに、とクロウは不満げに口を尖らせた。
「いや聞いてたけど!聞いてたけど!」

フツー、コクったら返事聞くもんだろ
コクっただけで満足すんな!
オレが満足できねえ!

「オレの返事も聞けって」

***
学ぱろ
実は両思いという

拍手


自室に戻ったのは辺りがすっかり暗くなってからだった。
チームメイトと食事に行くこともあるが、家で自炊が基本だ。
エンジンの開発費を稼ぎながら幼馴染達と暮らしていた、あの頃の節約生活が染みついているのかもしれない。
尤もそれ以前から外食などと言う贅沢とはかけ離れた場所に居たわけだが。
もともとそういう所帯臭い性格をしてるんだろう。
とは言え一人で暮らしていると簡単な物ばかり作ってしまう。
今日ももう面倒くさいからぱぱっと作れるもんでいいかな、などと思いながら冷蔵庫を開けて中身を確認する。
その時携帯が鳴った。
ポケットに入れっぱなしだった其れを引っ張り出してみれば、ディスプレイに表示される文字。
その名前を見るだけで口角が上がるのがわかる。
『おう、クロウ!』
「おう鬼柳、どした?」
『だって七夕だぜ?一緒に星でも眺めようと思ってさ』
電話の向こうの鬼柳は楽しそうだ。
サティスファクションタウンで町長などやるようになって大分落ち着いたと思ったが、こういう処は変わらない。
一番年上のくせに何処か子供の様な処が。
此処で気がついた。
今自分が居るこの国と、鬼柳が済んでいるサティスファクションタウンはかなり遠い。
地球の裏側、とまではいかないが多少の時差がある。
この時間、あの街で星は見えるだろうか。
「おい、お前何処にいんだよ」
バレたか、と電話の向こうで鬼柳は笑った。
完全に悪戯に成功した子供の声だ。
『だって織姫と彦星は仕事しないから引き離されたんだろ?オレ達頑張って仕事してるっての!』
だからご褒美貰ったっていい筈だぜ、と鬼柳は言う。
『今最終で空港着いたトコ!此れからタクシー飛ばして会いに行くぜ』
「おま…本当に馬鹿だな!」
知ってたけどな!
精いっぱい呆れた声を作ってみせたけど、そんなのフリだけだって鬼柳はわかってる。
「今日の内に来いよ!」
おう、と明るい声を残して携帯は切れた。

 
さて本日のメニューは変更だ。


END

***
七夕京クロ
町長が会いにきました的な。

最終便がどうの京介が言ってますが
成田だと24時間発着可能じゃないので(5時~24時までらしい)
最終でも22時ちょい着みたい。
まあその辺は大雑把なカンジでさらっと流してください(^^ゞ

拍手


初めて会ったとき、月ってきっとこんな風に綺麗な金色なんだろうなって思った。
サテライトではいつでも空はくすんでいて、月なんて雲の向こうにぼんやり見えてるだけだったから。
本当はもっと綺麗な金色なんだ。
コイツの目を見てそう思った。
そう言ったら鬼柳は2,3階瞬きをした後、綺麗に笑って言った。

「I love you?」

誰もそんなこた言ってねえ!

***
月が綺麗ですね。

七夕っぽいものを書こうとした・・んだよ

拍手


扉を開けたら、最近一応その、コイビト、とかいう関係になった奴が、親友を押し倒していた。
クロウは遊星に圧し掛かる鬼柳をあっと言う間に蹴り飛ばして、2人の間に立ちはだかる。
我ながら素早い。
考える前に身体が動いていた。
「言い訳があるなら3秒以内に言え!」
言え、とかいいながらもうすでに蹴ってるけども。
話によってはただじゃ済まさん。ボコボコにしてやる。
「誤解だ!」
鬼柳が叫んだ。
「誤解だ、クロウ」
仁王立ちするクロウの後ろで起き上がった遊星も静かに言う。
「椅子の足が腐っていたんだ。それで倒れそうになったのを鬼柳が支えようとしてくれたんだが、」
自分も倒れてしまった、と。
サテライトじゃ拾ってきた家具が壊れてるなんてよくある話だ。
というか、つまり勝手に勘違いして、つかこれ、ヤキモチ焼いたってことじゃね?
とか考えてるうちにだんだん顔が熱くなってきた。
どうしたらいいかわからなくなったクロウは取り敢えずその場から離脱することを選んだ。
・・・脱兎。

「ヤキモチ焼いて赤くなったクロウ可愛い!!追いかけるしかねえ!!」

鬼柳の声が追いかけてくる。
もう死ぬ気で逃げるしかない。


***

ヤキモチ焼くクロたん
拍手文でした。

拍手