ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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顔を見るなり手をぎゅうと握ってきたえりかに、少し驚いてさつきは言った。
「つぼみのおばあちゃんから教わったんですけど、『手当て』って言うんじゃないですか」
「うん」
唐突な話に、取り敢えず頷く。
この間転んで擦りむいたときに、その怪我を手当てして貰ったらしい。
その時聞いた話のようだ。
「『手当て』って本当に『手を当てる』からきてるんだそうです」
「治って欲しいって気持ちを込めて手を当てることからきてるんだそうです」
「私は元気だけが取り柄だから」
てへへ、とえりかは笑う。
成程、自分の元気を手から分けてくれようとした、らしい。
気持ちがとても嬉しかったのでさつきも笑った。
元気が貰えた気がした。
***
手を握る
ドラガンとの対戦はジャックの勝利で幕を閉じた。
「遊星も機嫌よくなって良かったぜ」
「遊星、機嫌悪かったの?」
龍亞が聞く。
「ああ、ジャックがインチキで勝ったなんて言われたから正直ムカついてたみてえだわ。アイツ、ジャック大好きだからな」
「いつもと同じに見えたけど。わからなかったわ」
龍可が遊星の方を見ながら言う。
言われれば確かに今は嬉しそうに見える。
「まあ表情があんまかわんね―奴だからなぁ。よく見てりゃそのうちわかるようになるって」
クロウの言葉にブルーノが言った。
「ボクにはわかる!遊星が今ものすごく機嫌がいいってことが!」
「アドレナリンが放出されて血圧が上昇しているし、心拍数も上がっている!瞳孔もいつもより開いているし、血液内血糖値も上がっている!!」
「そんなんフツー見ただけじゃわかんねーけどな」
***
ブルーノちゃんは見ただけで血圧とかわかりそう。
(遊星限定で)
