ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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マーサの処で初めて遊星と出会った。
初めの頃オレはあいつのことが好きではなかった。
遊星は大人しく、利口な子供だったが、頑固だった。
「オレはいつかシティへ行く」
オレがそう語る時、遊星はそうか、と言う。
まるで自分には関係の無いことだとでもいうかのような返事をする。
それが気にいらない。
オレは言った。
「お前も来い」
「オレはここから離れられない」
「何故だ」
「オレが皆を不幸にしたからだ」
頑固な遊星は良くわからない理屈を振りかざし、自分の意見を曲げない。
オレの言葉を聞かない遊星に、かっとなった。
「オレはお前といて不幸だと思ったことなど一度もないぞ!」
頭にきて怒鳴ると遊星はくしゃりと顔歪めて、「ありがとう、ジャック」と言った。
***
頑固でいらいらするけど
本当は好き
恋するカレンダー12題 2
はじめまして、大嫌い。
お題Fortune Fate
「それでお前のチビスケは何を不貞腐れているのだ」
「わかんねー・・途中まではご機嫌だったんだよ」
今日は仕事もひと段落したから、クロウと遊星を連れて公園まで散歩に出かけた。
クロウは外が大好きだから大喜びだった。
途中で大きな犬に会って、撫でさせて貰った。
其処まではホント機嫌が良かったんだよな。
遊星も犬が気に入ったみたいで、ジャックに抱きかかえられた状態で犬がいかに大きくてふわふわで優しかったか、一生懸命語っていた。
遊星はクロウよりも無口だけど、ジャックに対しては結構喋る。
オレも毎日一緒に居るけど意思表示はたいてい首を振ったりじっと見つめてきたり、だ。
その辺が自分のプランツか、そうでないかって違いだろう。
さて、ウチのクロウは何が気に入らなくってあんなに頬っぺた膨らませてるんだろう。
可愛いけど。
「いぬの、かいぬしと、きりゅうがなかよくしてた」
「成程」
遊星の報告にジャックが笑った。
「一丁前に妬いているというわけか」
えっと、そうなのか?
「クロウ、もうほんとお前可愛いな!」
ぎゅうっと抱きしめたら、口を尖らしたクロウはオレのことぺちって叩いた。
妬かなくたってオレはクロウが一番好きだよ。
***
ショタクロたんはきりゅう大好き
「わかんねー・・途中まではご機嫌だったんだよ」
今日は仕事もひと段落したから、クロウと遊星を連れて公園まで散歩に出かけた。
クロウは外が大好きだから大喜びだった。
途中で大きな犬に会って、撫でさせて貰った。
其処まではホント機嫌が良かったんだよな。
遊星も犬が気に入ったみたいで、ジャックに抱きかかえられた状態で犬がいかに大きくてふわふわで優しかったか、一生懸命語っていた。
遊星はクロウよりも無口だけど、ジャックに対しては結構喋る。
オレも毎日一緒に居るけど意思表示はたいてい首を振ったりじっと見つめてきたり、だ。
その辺が自分のプランツか、そうでないかって違いだろう。
さて、ウチのクロウは何が気に入らなくってあんなに頬っぺた膨らませてるんだろう。
可愛いけど。
「いぬの、かいぬしと、きりゅうがなかよくしてた」
「成程」
遊星の報告にジャックが笑った。
「一丁前に妬いているというわけか」
えっと、そうなのか?
「クロウ、もうほんとお前可愛いな!」
ぎゅうっと抱きしめたら、口を尖らしたクロウはオレのことぺちって叩いた。
妬かなくたってオレはクロウが一番好きだよ。
***
ショタクロたんはきりゅう大好き
「わんわん!」
「ちょ、いきなり飛びついたらだめだって言ってるだろが!クロウ!!」
オレは遊星を抱えてクロウを追いかけた。
オレらと一緒で散歩中だったらしい白い大きな犬は、子供に飛びつかれて吃驚したようだが、それでも吠えたりしなかった。
よかった、大人しい犬で。
クロウは犬にくっついて嬉しそうだ。
あのな。
「だからいきなり飛びだすなっていつも言ってるだろ」
クロウは小さな子供と一緒だ。
目を離すとすぐに自分の興味のあるものへと走って行ってしまう。
下手したら噛まれたりするかもしれないってのに、まったく。
「スイマセン」
オレは飼い主らしい女の子に頭を下げた。
「いえ、大丈夫ですよ。大人しいコですし」
にこりと笑ってそう返してくれる赤毛の子はなかなか美人だ。
「ほら、クロウ。もう行くぞ」
「やあ!」
犬が気に入ったらしいクロウはなかなか離れない。
飼い主さんが言った。
「もっと優しく撫でてあげてね。そっちの子も良かったら撫でてあげて?」
遊星も犬に興味を示したので、下ろしてやる。
可愛がられて大事にされているらしい白い犬は、手入れがいいのか、手触りがいいらしい。
「スイマセン」
「いいえ。お子さん、ですか?」
子供にしてはオレが若いと思ったのだろう。
「え、いや子供ではないんですが」
クロウはオレの子供じゃない。
オレの、人形だ。
でもただの人形だなんて思えない。
人形だけど、とても大事で。
だけど別にペットみたいに大事にしたいわけじゃない。
オレは、クロウを本当はどう思ってるんだろう。
どうしたいんだろう。
***
白いでっかいわんこに纏わりつくショタクロ
考えるだけで可愛いと思って。
「ちょ、いきなり飛びついたらだめだって言ってるだろが!クロウ!!」
オレは遊星を抱えてクロウを追いかけた。
オレらと一緒で散歩中だったらしい白い大きな犬は、子供に飛びつかれて吃驚したようだが、それでも吠えたりしなかった。
よかった、大人しい犬で。
クロウは犬にくっついて嬉しそうだ。
あのな。
「だからいきなり飛びだすなっていつも言ってるだろ」
クロウは小さな子供と一緒だ。
目を離すとすぐに自分の興味のあるものへと走って行ってしまう。
下手したら噛まれたりするかもしれないってのに、まったく。
「スイマセン」
オレは飼い主らしい女の子に頭を下げた。
「いえ、大丈夫ですよ。大人しいコですし」
にこりと笑ってそう返してくれる赤毛の子はなかなか美人だ。
「ほら、クロウ。もう行くぞ」
「やあ!」
犬が気に入ったらしいクロウはなかなか離れない。
飼い主さんが言った。
「もっと優しく撫でてあげてね。そっちの子も良かったら撫でてあげて?」
遊星も犬に興味を示したので、下ろしてやる。
可愛がられて大事にされているらしい白い犬は、手入れがいいのか、手触りがいいらしい。
「スイマセン」
「いいえ。お子さん、ですか?」
子供にしてはオレが若いと思ったのだろう。
「え、いや子供ではないんですが」
クロウはオレの子供じゃない。
オレの、人形だ。
でもただの人形だなんて思えない。
人形だけど、とても大事で。
だけど別にペットみたいに大事にしたいわけじゃない。
オレは、クロウを本当はどう思ってるんだろう。
どうしたいんだろう。
***
白いでっかいわんこに纏わりつくショタクロ
考えるだけで可愛いと思って。
