忍者ブログ
<< 2026/06 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  >>
ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


「全くクロウは無茶ばかりする」
「遊星に言われたくねえんだけど。まあでも今回はちっとばかりしんどかったな」
何でもないことのようにクロウは笑う。
遊星は言った。
「だが勝てたのはクロウのおかげだ」
「オレの?」
「ああ」

攻撃力15500。
仲間の誰もが敵わない、敵うはずがないと思っていた。
けれどクロウの頑張りが、託された思いが、チーム内の空気を変えたのだ。

「出るときにアキにも『しっかりね』と言われたしな」
遊星の言葉にクロウはニヤッと笑った。

「オレのおかげってよりも、ソレが勝因じゃねえの」

***
可愛いあの子にしっかりねなんて言われたら
頑張るしかないよねってことで。

いやしかしクロたんがデュエルする前は皆本当に暗い顔してたのに
遊星たんが出るときはアキちゃんも青野も顔つきが違ったもの
クロたんの自分が攻撃をしのぐよりも
次へ繋ぐことを優先したあのデュエルが
皆の意識を変えたのだと思うのですよ。

拍手

PR

「せっかく用意したハロウィン衣装なのに何が気に入らないんだクロウ!」
「全部に決まってるだろうが!」
怒鳴るクロウに負けじと京介は服を広げて叫ぶ。
「なんでだよ!絶対クロウに似合うって!かぼちゃパンツの魔女っ子服!!」
「ふざけんな!」
両者の怒鳴りあいは平行線、どちらも譲る気はない。
「どうしても嫌だっつーならオレが着ちまうぞ」
「着ろよ」
冷たく言い放たれたクロウの言葉は怒鳴られるよりも京介のLPを削ったようだ。
「泣くぞ!オレだけじゃねえ、ジャックと遊星も泣くぞ!」

「アイツらはお前の頭が可哀想で泣いてんだよ!」

***
結局根負けして魔女っ子服を着そうなクロたんである。

拍手


『クロウ』
『クロウ』
何処からか声が聞こえる。
自分の名を呼ぶ声。ただ、繰り返し。
この声を知っている。
ようやく目を開けると泣きそうな双子の顔。
龍亞の持つ携帯から声は響く。
『クロウ』
「きりゅ・う」
掠れた声に電話の向こうで京介がホッとした気配がした。
龍亞から携帯を受け取って、横になったまま通話する。
『心配した』
「バァカ、この鉄砲玉のクロウ様がそう簡単にやられるかっての」
だな、と京介は笑った。
『やっぱお前凄いわ』

『惚れ直した』

「馬鹿じゃねえの」
電話越しで良かった。
赤くなった顔を見られないで済む。

***
惚れ直すだろ。

 

拍手


「クロウ」
「クロウしっかりして」
重なる声に重い瞼を開ける。
泣きそうな、同じ顔が両脇から自分を覗きこんでいた。
龍亞と龍可だ。
身体を起こそうとして失敗する。
「遊星は」
口を衝いて出た言葉は幼馴染の名だった。
「今闘ってるわ」
龍可の視線を辿って何とか半身を起すと大きなモニターにデュエルが映し出されていた。
戦況は芳しくないようだ。
「結局全部遊星に押しつけちまったなぁ」
「違うよ!そんなことない!!」
独り言のような其れを龍亞が強く否定する。
「クロウはすごかったよ!」
「そうよ、すごかったわ。BFドラゴンで自分のダメージを防げたのに、そうするとグランエルに盗られちゃうから」
「自分はあえてダメージを受けて、BFドラゴンを遊星に託したんだもん」
すごかったよ、と繰り返す双子の頭をくしゃりと撫でてやる。
「あんがとな」

自分の託したバトンは、確かに皆につながったのだと思った。

***
クロたんカッコよすぎ・・
なんかもう上手くまとまんないけど
すごくよかったんだよぉお!!!
ってことだけ書いておきたかった。

拍手

カラオケの受付カウンターの横に置いてあった其れに、一番に食いついたのは案の定京介だった。
可愛らしいメイド服。
「レンタルコスプレ衣装だって!!クロ」
「着ねえぞ」
皆まで言えずに速攻却下される。
「なんでだよぉ!!アレ着てオレがトイレから帰ってきたら『お帰りなさいませご主人さま❤』って言ってくれよ!!」
「なんでそんなこと言わなきゃなんねーんだ!阿呆かお前は!!!」
ぎゃあぎゃあと揉める二人に、遊星が冷静に仲裁に入った。
「二人とも、今日はカラオケに来たんだ」

「そういうプレイは二人きりの時にしてくれ」

***
仲裁・・か?(笑)

いやホントに置いてあって吃驚したわ。

拍手