ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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万丈目ルームでソファに座ってデュエルの雑誌を見ていたら丸藤先輩が帰ってきた。
「さっむ~」
トコトコ寄ってきて雑誌を取り上げてぽいと横へ放る。
それから膝の上に乗ってきた。
ちょっ…!!!!
「っ、丸藤先輩っ!」
「寒いんだよ~」
肩越しに振りかえってあっためろとばかりにオレの腕を自分へ回す。
自分で放ったデュエル雑誌を寄越せと強請ってくるから渡してやる。
「ほら何処読んでたの?一緒に見よ」
何この状態。
蛇の生殺しと言うかある意味拷問と言うか。
しかし落とすことも出来ず、好きなコを膝に乗せたまま雑誌を覗きこむしかないのだ。
***
確信犯的な。
恋するカレンダー12題 2
あったかい期待シタイみたい。
お題Fortune Fate
「さっむ~」
トコトコ寄ってきて雑誌を取り上げてぽいと横へ放る。
それから膝の上に乗ってきた。
ちょっ…!!!!
「っ、丸藤先輩っ!」
「寒いんだよ~」
肩越しに振りかえってあっためろとばかりにオレの腕を自分へ回す。
自分で放ったデュエル雑誌を寄越せと強請ってくるから渡してやる。
「ほら何処読んでたの?一緒に見よ」
何この状態。
蛇の生殺しと言うかある意味拷問と言うか。
しかし落とすことも出来ず、好きなコを膝に乗せたまま雑誌を覗きこむしかないのだ。
***
確信犯的な。
恋するカレンダー12題 2
あったかい期待シタイみたい。
お題Fortune Fate
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ソファに座ってみかんを食べようとしていたら背凭れ越しにクロウに抱きつかれた。
というか、頭の上に顎を乗せられた。
ブルーノは吃驚してみかんを取り落としそうになった。
「な、なに?どうしたのクロウ」
「うっせー。オレだってたまには人の頭に顎乗せたいんだよ」
…ジャック辺りに身長のことで何か言われたんだろうか。
頭の上でもにゃもにゃ文句を言っているクロウに剥き掛けのみかんを指し示す。
「…ええと、みかん食べる?」
「食べる」
あーん、と口を開けた気配がしたので一房頭の上へ差し出す。
何だか雛に餌でもやってる気分だ。
クロウが甘えてくれるのって珍しいなあ。
頭の上が暖かくてブルーノは笑った。
***
ブルーノちゃんとクロたん
ほのぼの。
恋するカレンダー12題 2
あったかい期待シタイみたい。
お題Fortune Fate
というか、頭の上に顎を乗せられた。
ブルーノは吃驚してみかんを取り落としそうになった。
「な、なに?どうしたのクロウ」
「うっせー。オレだってたまには人の頭に顎乗せたいんだよ」
…ジャック辺りに身長のことで何か言われたんだろうか。
頭の上でもにゃもにゃ文句を言っているクロウに剥き掛けのみかんを指し示す。
「…ええと、みかん食べる?」
「食べる」
あーん、と口を開けた気配がしたので一房頭の上へ差し出す。
何だか雛に餌でもやってる気分だ。
クロウが甘えてくれるのって珍しいなあ。
頭の上が暖かくてブルーノは笑った。
***
ブルーノちゃんとクロたん
ほのぼの。
恋するカレンダー12題 2
あったかい期待シタイみたい。
お題Fortune Fate
ぼんやり釣りをする自分の隣で、垂れた釣り糸を同じようにぼんやり見ていた花村が言った。
「釣れんの?これ」
「ああ」
今日はまだアタリは無いけれど、釣れる時は釣れる。
「食うの?」
「小さいものはリリースするよ」
そう言うと花村は笑った。
「太公望みたいだな、お前」
太公望?ああ、封神演義ね。
お世辞にも勉強が好きとは言えない花村がそんなモノを知ってるなんて、とちょっと思ったが、あっさり漫画で読んだ、と言われた。
「太公望は仙人だからだろ」
確か仙人には殺生禁止みたいなルールがあった筈だ。
「でも軍師で強くてすげえじゃん」
…なんだろう、オレのことを高く評価してくれるのは嬉しいが、花村は少し美化し過ぎている気がする。
「仙人は」
オレの声に此方を向いた花村の唇にそっと触れる。
「こういうことしないと思う」
「…かもな」
一呼吸置いてそう返事した花村がやけに可愛らしかったので、お持ち帰りしたい気分になった。
そんな俗物なんだよ。
***
鳴花
ヒーローではないんですよ的な。
「釣れんの?これ」
「ああ」
今日はまだアタリは無いけれど、釣れる時は釣れる。
「食うの?」
「小さいものはリリースするよ」
そう言うと花村は笑った。
「太公望みたいだな、お前」
太公望?ああ、封神演義ね。
お世辞にも勉強が好きとは言えない花村がそんなモノを知ってるなんて、とちょっと思ったが、あっさり漫画で読んだ、と言われた。
「太公望は仙人だからだろ」
確か仙人には殺生禁止みたいなルールがあった筈だ。
「でも軍師で強くてすげえじゃん」
…なんだろう、オレのことを高く評価してくれるのは嬉しいが、花村は少し美化し過ぎている気がする。
「仙人は」
オレの声に此方を向いた花村の唇にそっと触れる。
「こういうことしないと思う」
「…かもな」
一呼吸置いてそう返事した花村がやけに可愛らしかったので、お持ち帰りしたい気分になった。
そんな俗物なんだよ。
***
鳴花
ヒーローではないんですよ的な。
学校帰りにポッポタイムへ寄る。
日課のようになりつつあるそれに、今日は変化があった。
椅子の上に置かれたカゴに、毛糸と編みかけのモノ。マフラーだろうか。
この家でこんな器用なことが出来るのは多分クロウだけだ。
遊星もブルーノも器用だが、それは機械に対してだけ発揮されている。
仕事から戻ってきたクロウに尋ねると、案の定その通りの答えが返ってきた。
「ゾラが余ってる毛糸くれたからさ。ガキ共にマフラーでも編んでやろうと思って」
「本当に器用なのね」
感心して言うとクロウは笑った。
「んなことねえよ、真っすぐだし簡単だ」
それから毛糸玉を手にアキを振り返る。
「アキも編んでみるか?」
「えっ私?無理よ!」
生まれてこのかた、編み物などしたことが無い。
無理だと言うのにクロウは畳みかける。
「簡単だって。冬は寒いしマフラーあったら嬉しいんじゃね、遊星も」
遊星も。
自分の遊星に対する思いはバレバレだったらしい。
毎日此処へ寄っていれば当然だろうか。
「…編み方、教えてくれる…?」
それでも遊星が喜ぶなら挑戦しようと思うあたりが女心と言うものだ。
***
遊←アキ
女心がわかるクロたん。
自分はフラグ立たねえけどね…!
しかしまっすぐ編むのも大変難しいことよ。
恋するカレンダー12題 2
あったかい期待シタイみたい。
お題Fortune Fate
日課のようになりつつあるそれに、今日は変化があった。
椅子の上に置かれたカゴに、毛糸と編みかけのモノ。マフラーだろうか。
この家でこんな器用なことが出来るのは多分クロウだけだ。
遊星もブルーノも器用だが、それは機械に対してだけ発揮されている。
仕事から戻ってきたクロウに尋ねると、案の定その通りの答えが返ってきた。
「ゾラが余ってる毛糸くれたからさ。ガキ共にマフラーでも編んでやろうと思って」
「本当に器用なのね」
感心して言うとクロウは笑った。
「んなことねえよ、真っすぐだし簡単だ」
それから毛糸玉を手にアキを振り返る。
「アキも編んでみるか?」
「えっ私?無理よ!」
生まれてこのかた、編み物などしたことが無い。
無理だと言うのにクロウは畳みかける。
「簡単だって。冬は寒いしマフラーあったら嬉しいんじゃね、遊星も」
遊星も。
自分の遊星に対する思いはバレバレだったらしい。
毎日此処へ寄っていれば当然だろうか。
「…編み方、教えてくれる…?」
それでも遊星が喜ぶなら挑戦しようと思うあたりが女心と言うものだ。
***
遊←アキ
女心がわかるクロたん。
自分はフラグ立たねえけどね…!
しかしまっすぐ編むのも大変難しいことよ。
恋するカレンダー12題 2
あったかい期待シタイみたい。
お題Fortune Fate
