ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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ゆっくりと目を開けたら、ベッドの近くにすぐ上の兄が立っていた。
大変怖い顔で自分を見下ろしている。
此れは、相当怒っているな。
Ⅲはそう思ったから先ず謝った。
「ごめんなさい、Ⅳ兄サマ」
「ごめんなさいじゃねえ」
兄は言った。
やはり怒っている。
「お前オレがなんで怒ってんのかわかってんのかよ」
「勝手に遊馬とデュエルをしたから」
そして負けたから。
いや、負けたことを兄は怒っているのではない。
その後しばらく眠ったきりになってしまった、其処の所だ。
「だいたいお前は甘ちゃんなんだから、そーゆーのはオレに任しときゃいいんだよ」
ぶつぶつ文句を垂れる兄にⅢは笑った。
「何笑ってんだよ」
兄が不機嫌に問う。
「ごめんなさい、兄サマ」
こんな不機嫌な、怒っている振りをしているけれど、本当は自分のことをすごくすごく心配してくれていたんだ。
そう思うと嬉しくてつい笑ってしまう。
けれどそれを言ったら、兄は照れてまた怒るだろうから、Ⅲは再び謝っておいた。
***
ⅢⅣ
いや実際はトロン一家は寝てるⅢちゃんを置いて
決勝大会へ行っちゃったわけですが…(^^ゞ
大変怖い顔で自分を見下ろしている。
此れは、相当怒っているな。
Ⅲはそう思ったから先ず謝った。
「ごめんなさい、Ⅳ兄サマ」
「ごめんなさいじゃねえ」
兄は言った。
やはり怒っている。
「お前オレがなんで怒ってんのかわかってんのかよ」
「勝手に遊馬とデュエルをしたから」
そして負けたから。
いや、負けたことを兄は怒っているのではない。
その後しばらく眠ったきりになってしまった、其処の所だ。
「だいたいお前は甘ちゃんなんだから、そーゆーのはオレに任しときゃいいんだよ」
ぶつぶつ文句を垂れる兄にⅢは笑った。
「何笑ってんだよ」
兄が不機嫌に問う。
「ごめんなさい、兄サマ」
こんな不機嫌な、怒っている振りをしているけれど、本当は自分のことをすごくすごく心配してくれていたんだ。
そう思うと嬉しくてつい笑ってしまう。
けれどそれを言ったら、兄は照れてまた怒るだろうから、Ⅲは再び謝っておいた。
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ⅢⅣ
いや実際はトロン一家は寝てるⅢちゃんを置いて
決勝大会へ行っちゃったわけですが…(^^ゞ
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