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墓の前でただ、立ち尽くす。 こんな風になってから自分がどれだけ守られていたか、どれだけ大切だったかわかるってのも何とも馬鹿な話だ。 馬鹿だと、やっとわかったところで其れを伝える術はもうないのだ。 せめて最後の言いつけくらいは守ろうと携帯を開く。 現れたのはどう見ても頭のイカレたおっさんだった。 だが、エクソシストらしい。 「オレを、仲間にしろ」 茨の道だろうがなんだろうが絶対にエクソシストになってやる。 そしてサタンの野郎をぶん殴る。 それくらい出来なきゃ胸張って藤本獅郎の息子だなんて名乗れねえだろ。 *** 青エク 燐