ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「イケメンなんて男の敵だよなあ」
黄瀬の試合を眺めながら高尾が言う。
「女の子にきゃあきゃあ言われるモデル様なんてマジ爆発しろって奴だろ。なあ黒子」
「はあ、そうですね」
黒子は淡々と相槌を打った。
「でもそう言う高尾くんもイケメンに分類されると思います」
「オレ?オレはちょっと目がいいだけのフツーの男ですよ」
黒子の言葉を高尾は軽く流してけらけらと笑う。
ちょっと目がいい。
簡単に言うが、自分が隣に出現して驚かないのは高尾くらいだ。
「謙虚なのかすっとぼけてるのかわかりませんが、まあいいです」
黒子は少し意地悪な質問をしてみることにした。
「じゃあ緑間くんはどうですか?イケメンでしょうあの人」
黒子の知る限り、緑間は神経質でとっつきにくい性格だ。
言葉も足らない方だから、初対面でいい印象を受ける人間は少ないだろう。
その緑間とこの短期間であそこまで仲良くなれているのだ、其れは高尾の努力の賜物なのではないだろうか。
よもや『爆発しろ』とは思っていないだろうが、何と答えるだろう。
「真ちゃん?」
高尾は目をぱちぱちさせて、其れから笑った。
「真ちゃんはイケメンだけどさー、どっちかってーと残念なイケメンじゃん」
「残念ですか」
「残念だろ」
どう見たって。
高尾は楽しそうに笑う。
「おは朝信者だし。何処の世界にバスケの試合に信楽焼の狸持ってくる馬鹿がいんだよっての」
「確かにそうですね」
バスケをするのに普通、信楽焼は要らないだろう。
アレはホント笑った、という高尾に黒子も同意する。
其処へ第三者の声がした。
「人の悪口を言うのなら、せめて本人の居ない処でするのだよ、高尾」
あ、緑間くんさすがに怒ってるみたいです。
黒子はそう思ったが、しかし高尾はけろりと言った。
「えっ、悪口じゃないよ。真ちゃんのそういうトコも大好きって話じゃん」
なるほど、と黒子は頷いた。
「つまり惚気話だった訳ですね」
ご馳走さまです。
黒子はバカップル爆発しろ、と内心思ったが黙っておいた。
END
***
緑高
高尾は悪びれずさらっと惚気そう。
黒子っちも惚気させたかったが
私が 相 手 を 決 め て い な い ので
無理だった(^^ゞ
黄瀬の試合を眺めながら高尾が言う。
「女の子にきゃあきゃあ言われるモデル様なんてマジ爆発しろって奴だろ。なあ黒子」
「はあ、そうですね」
黒子は淡々と相槌を打った。
「でもそう言う高尾くんもイケメンに分類されると思います」
「オレ?オレはちょっと目がいいだけのフツーの男ですよ」
黒子の言葉を高尾は軽く流してけらけらと笑う。
ちょっと目がいい。
簡単に言うが、自分が隣に出現して驚かないのは高尾くらいだ。
「謙虚なのかすっとぼけてるのかわかりませんが、まあいいです」
黒子は少し意地悪な質問をしてみることにした。
「じゃあ緑間くんはどうですか?イケメンでしょうあの人」
黒子の知る限り、緑間は神経質でとっつきにくい性格だ。
言葉も足らない方だから、初対面でいい印象を受ける人間は少ないだろう。
その緑間とこの短期間であそこまで仲良くなれているのだ、其れは高尾の努力の賜物なのではないだろうか。
よもや『爆発しろ』とは思っていないだろうが、何と答えるだろう。
「真ちゃん?」
高尾は目をぱちぱちさせて、其れから笑った。
「真ちゃんはイケメンだけどさー、どっちかってーと残念なイケメンじゃん」
「残念ですか」
「残念だろ」
どう見たって。
高尾は楽しそうに笑う。
「おは朝信者だし。何処の世界にバスケの試合に信楽焼の狸持ってくる馬鹿がいんだよっての」
「確かにそうですね」
バスケをするのに普通、信楽焼は要らないだろう。
アレはホント笑った、という高尾に黒子も同意する。
其処へ第三者の声がした。
「人の悪口を言うのなら、せめて本人の居ない処でするのだよ、高尾」
あ、緑間くんさすがに怒ってるみたいです。
黒子はそう思ったが、しかし高尾はけろりと言った。
「えっ、悪口じゃないよ。真ちゃんのそういうトコも大好きって話じゃん」
なるほど、と黒子は頷いた。
「つまり惚気話だった訳ですね」
ご馳走さまです。
黒子はバカップル爆発しろ、と内心思ったが黙っておいた。
END
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緑高
高尾は悪びれずさらっと惚気そう。
黒子っちも惚気させたかったが
私が 相 手 を 決 め て い な い ので
無理だった(^^ゞ
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