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ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「何やってんだ、お前は」
メロが私を見下ろして言った。
雪の上に仰向けに寝転がったまま私は答える。
「雪の降る時期に生まれたメロの気持ちを理解しようと思ったので」
「そんなんでわかってたまるか。起きろ!風邪引きたいのか」
メロは足先で私に雪をかけて言った。
「お前は8月生まれでよかったな。雪降らないし」
「何故ですか」
身体を起して私は問う。
「そんな服も髪も真っ白じゃ、雪の中じゃ同化しちゃって何処に居るかわからないだろ」

でも今、メロは私を見つけてくれたじゃないですか。


***

メロお誕生日おめでとう!

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「古市くーんあっそびましょー」
「・・・ふざけんな」
阿呆のように陽気な顔で誘いに来た男鹿を玄関先で一蹴する。
「何だよいいだろーが。休校なんだしよ」
「誰のせいだ誰の。半壊どころじゃねぇ綺麗に全壊だぞ」
「まあ細かいことは気にすんなって」
校舎を粉々に粉砕したその手で、男鹿が古市の肩を叩く。

その手を怖いと思わないなんて、相当阿呆だと思った。


***

学校どうなるんだ?

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男鹿と居るとロクなことがない。
今までの経験でそれはすでに立証済みだ。
なのになんでオレはこいつと一緒に居るのか。
腐れ縁っつーても何処かで離れるチャンスはあったはずだ。
どうして
どうして
その問いに唐突に男鹿が発言する。

「そらお前運命の赤い糸っつーやつだろ」

馬鹿かお前は!!!




繋がってんだろ(笑)
 

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「ああ、キミ、なんて名前だっけ」
「古市です。夏目先輩」
ニッコリ笑って答える。
あー神崎のトコの・・話しかけられたくなかったのに。
まあ仕方ない。
此処は穏便にさらっと逃げよう。
そう思っていたら向こうもにこやかに言った。
「最近オガヨメがどうの、って噂をきくからキミのことかと思ってたんだよね」

なんじゃそりゃ!!!!

怒鳴りそうになったが必死に耐えた。
オレ偉い。
「古市何変な顔してんだよ」
変な顔はお前だ!
その後男鹿の馬鹿の顔がさらに憎く見えた。


***

実質嫁は古市だろ(笑)
神崎のときヒルダさんは学校来てなかったなと思って。
 

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