ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「妹じゃないのはわかってるよっつーの。妹みたいなもんってことじゃないか」
仲間に妹、と紹介されたのが気に入らなかったらしい。
私は妹じゃない、と怒鳴って走り去り、それきりだ。
「それで怒ってどこか行っちゃったコトネを探してる訳か」
「ったく何処行っちゃったんだかなぁ」
柵に寄りかかってゼンジロウは溜息を付く。
別に放っておいても問題は無い筈だ。
デジタルワールドで世話を焼いた記憶が今でもゼンジロウには染みついているらしい。
「タイキは?アカリくんは一緒じゃないのか?」
タイキはタハハと苦笑して頭を掻いた。
「似たようなカンジでさ」
アカリのことを彼女ってわけじゃないなんて言ってしまったのだ。
それは事実で、実際つき合っている訳じゃないのだが。
「女の子って難しいよな…」
二人して川を眺めながら黄昏る。
「キリハの奴はどうなのかな」
ふいにゼンジロウが言った。
「アイツなら『紳士』だしもう少し女の子の扱いに長けてる気がしないか?」
どうだろうか。
キリハは確かに自称紳士だが、あの性格だ。
アレに付いていける女の子がいるだろうか。
「こういう場合どうしたらいいのか助言でも貰えないかな…」
「うーん…じゃあちょっとメールしてみようか」
無駄じゃないかなと思いつつタイキは呼びだしのメールを入れる。
返ってきた返事は。
『今日はネネと出掛けるので忙しい』
リア充爆発しろとはこういうことを言うんだろう。
***
デジクロ漫画版
男の子組はその頃、的な。
仲間に妹、と紹介されたのが気に入らなかったらしい。
私は妹じゃない、と怒鳴って走り去り、それきりだ。
「それで怒ってどこか行っちゃったコトネを探してる訳か」
「ったく何処行っちゃったんだかなぁ」
柵に寄りかかってゼンジロウは溜息を付く。
別に放っておいても問題は無い筈だ。
デジタルワールドで世話を焼いた記憶が今でもゼンジロウには染みついているらしい。
「タイキは?アカリくんは一緒じゃないのか?」
タイキはタハハと苦笑して頭を掻いた。
「似たようなカンジでさ」
アカリのことを彼女ってわけじゃないなんて言ってしまったのだ。
それは事実で、実際つき合っている訳じゃないのだが。
「女の子って難しいよな…」
二人して川を眺めながら黄昏る。
「キリハの奴はどうなのかな」
ふいにゼンジロウが言った。
「アイツなら『紳士』だしもう少し女の子の扱いに長けてる気がしないか?」
どうだろうか。
キリハは確かに自称紳士だが、あの性格だ。
アレに付いていける女の子がいるだろうか。
「こういう場合どうしたらいいのか助言でも貰えないかな…」
「うーん…じゃあちょっとメールしてみようか」
無駄じゃないかなと思いつつタイキは呼びだしのメールを入れる。
返ってきた返事は。
『今日はネネと出掛けるので忙しい』
リア充爆発しろとはこういうことを言うんだろう。
***
デジクロ漫画版
男の子組はその頃、的な。
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