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ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「ラグは相棒と友達、どちらが大事か」
「えっと・・どっちも大切だけど」
ラグの答えはニッチのお気に召さなかったようだ。
相棒って言っておけよ、と心の中でザジは突っ込む。
ニッチはヤキモチ焼きだ。
子供のような独占欲でラグの傍に居たがる。

「相棒も友達も大切だけど、そんなの関係なく、『ニッチ』が大事だよ」

この答えはニッチを納得させたようだ。
そしてザジは、こいつ将来絶対たらしになる!と確信したのだった。


***

ラグニッチ
たらし要素は持ってると思う(笑)

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「何だ、ラグ。また泣いてやがんのか」
ザジが呆れたように言った。
「だって、」
何か言い返そうとするが上手く言葉にならない。
「ったく。おいニッチ!ラグの『相棒のニッチ』!」
「なんだ」
ニッチはすぐに飛んできた。
ザジもずいぶんニッチの扱いが上手くなったものだ。

摩訶の子

此処では誰もニッチをそう呼ばない。


***

ニッチ好き

 

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心弾を弱点に打ち込まれた鎧虫が、外側の固い鎧だけを残してバラバラに転がった。
空っぽの鎧虫から噴き出した「何か」が降ってくる。
初めてゴーシュとテガミとして旅をしたときから、此れがまるで泣いているかのように感じていた。
悲しくて泣いているかのように聞こえていた。
「鎧虫は「こころ」が無くて悲しいのかもしれないね」
「はあ?!」
ラグの声を聞き咎めて、前を歩いていたザジが振り返る。
「馬鹿じゃねえの、「こころ」が無かったら「悲しい」もクソも無いだろ」
「あ・・そうか」
悲しいも辛いも「こころ」が感じることだ。
「こころ」の無い鎧虫が其れを感じるはずがない。
それでも降ってくる此れが悲しくて泣いているように思えてしまう。

これは、鎧虫に食われた誰かの「こころ」なのか。
それとも。


***

まだいろいろ謎だらけ。
ザジは親を鎧虫に殺されてるし
「悲しくて泣いてる」とか言われたらムッとするかも;

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「ザジとコナーは?」
そんな言葉が自分の口から出て、吃驚した。
ついこの間まで、自分一人しかいなかった家。
お兄ちゃんを思って泣くだけの自分だけしかいなかった家。
ラグがやってきて、変わった。
ラグはお兄ちゃんのこころを取り戻すと約束してくれた。
わたしに希望をくれた。
ザジとコナーまで、ラグの御蔭で入り浸るようになって、朝ご飯まで食べる。
泣いてる暇なんてない。
笑って、喋って、人形と食事を作って。

この家はもう、泣くだけの女の子しかいない家ではないのだ。


***

シルベットも大好き

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「お姉さん、美人だったね。ニッチも大きくなったらあんな風になるんだね。双子だもんね」
大きく、なったら。
お姉さんは成長して、自分の『摩訶』としての役目を理解した、と言っていた。
ニッチも大きくなったら、その役目を思い出して。
「・・・お姉さんのところへ行ってしまうんだろうか」
「ラグはばかなのだな」
ニッチは言った。
「ニッチはラグの相棒だ。ずっとラグと一緒に居る」
「・・うん、ありがとう。ニッチ」

ごめんなさいお姉さん。
でもぼくニッチと居たい。

寂しがり屋のニッチの片割れにそっと謝った。



***

手紙蜂出てる分全巻一気買い
沢城み○きにやられました・・・!



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