ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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学校の屋上の、一番高い所にある給水タンクのところまで登って、空を見上げる。
こうやって空を眺めるのは好きだ。
人が空を飛びたくて飛行機を作ったってのがわかる気がする。
でもオレは飛行機じゃなくて、バイクに乗りたいけど。
夢の中で時々出てくる、かなりジャンプできるあの黒いバイクみたいな。
アレならもしかして空も飛べんじゃねえかな。
そんなこと考えてたら、非常口がギィと錆びついた音をたてた。
やっべ、牛尾かな。
こんなトコに登ってんの見つかったら小言を食らうに決まってる。
つか鍵なんか閉められたら困る。
そおっと下を覗き込むと、水色の髪が見えた。
この学校であの色の髪は一人しかいない。
3年の『鬼柳先輩』
ある意味、牛尾よりも性質が悪い。
出来たら顔を合わせたくないと思ってる人物だ。
この学校へ入学して、アイツを見た時から、なんか変な夢を見るようになった。
夢の中で『鬼柳先輩』は変なバンダナしてたり、真っ黒なコートを羽織ってたり、
・・・白眼が黒かったり。
オレは笑ったり怒ったり泣いたり、忙しくて。
目が覚めると胸が痛い。
まあ向こうは1年のオレのことなんか知らねえだろうし、夢に出てくるので視界に入らないでくれとも言えないわけだ。
早く居なくなんねえかな、と様子を窺っていると、『鬼柳先輩』は急に振り返った。
オレを見上げてにやりと笑う。
「みつけた、オレンジ烏」
*
ぱられる京クロ
前世のことを思い出しつつあるクロたんと
覚えてる京介、みたいな。
こうやって空を眺めるのは好きだ。
人が空を飛びたくて飛行機を作ったってのがわかる気がする。
でもオレは飛行機じゃなくて、バイクに乗りたいけど。
夢の中で時々出てくる、かなりジャンプできるあの黒いバイクみたいな。
アレならもしかして空も飛べんじゃねえかな。
そんなこと考えてたら、非常口がギィと錆びついた音をたてた。
やっべ、牛尾かな。
こんなトコに登ってんの見つかったら小言を食らうに決まってる。
つか鍵なんか閉められたら困る。
そおっと下を覗き込むと、水色の髪が見えた。
この学校であの色の髪は一人しかいない。
3年の『鬼柳先輩』
ある意味、牛尾よりも性質が悪い。
出来たら顔を合わせたくないと思ってる人物だ。
この学校へ入学して、アイツを見た時から、なんか変な夢を見るようになった。
夢の中で『鬼柳先輩』は変なバンダナしてたり、真っ黒なコートを羽織ってたり、
・・・白眼が黒かったり。
オレは笑ったり怒ったり泣いたり、忙しくて。
目が覚めると胸が痛い。
まあ向こうは1年のオレのことなんか知らねえだろうし、夢に出てくるので視界に入らないでくれとも言えないわけだ。
早く居なくなんねえかな、と様子を窺っていると、『鬼柳先輩』は急に振り返った。
オレを見上げてにやりと笑う。
「みつけた、オレンジ烏」
*
ぱられる京クロ
前世のことを思い出しつつあるクロたんと
覚えてる京介、みたいな。
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