ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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ようやく無罪放免となって、戻ってきたジャックは、自室のベッドの上に横になった。
小さくドアをノックする音がする。
「ジャック?」
いつもは返事があろうとなかろうと勝手に開けて入ってくるというのに。
ジャックはドアを開けた。
「わり、寝てたか?」
「いや」
「あのよ、やっぱちゃんと謝っとこうと思って・・ほんとごめん!」
言うなり深々と頭を下げる。
ジャックは自分の目の前のその頭をもしゃもしゃとかき混ぜた。
「顔を上げろ、クロウ。オレも愚かだったのだ。意固地になって悪かった」
驚いたように顔を上げたクロウの目にじんわり涙が浮かぶ。
意外に涙脆い。
「ジャック~!」
「うわ」
クロウに突然飛びつかれて、よろける。
狭い部屋のなか、ベッドの上に倒れこんだ。
大きな音に、様子を見に来たらしいブルーノが戸口の外で言った。
「・・・ああ、うん・・遊星には黙っとくから」
「待て!何を勘違いしている!!」
ベッドの上でクロウを抱えたまま、ゆっくり閉じられる扉に向かってジャックは怒鳴った。
***
ジャックロを書こうとしたんだ・・けど(^^ゞ
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