ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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遊星の処へ行く、と身体を起したジャックを、カーリーや狭霧たちが止めている。
それを横目で見ながらクロウは治療のために脱いでいたインナーを着込んだ。
枕元に置きっぱなしになっていた携帯が鳴った。
ディスプレイを見なくても誰からかわかる。
『行くのか』
「おう!」
心配そうな低い声に、出来るだけ元気に答える。
「すげータイミング、お前なんでわかったんだよ超能力でもあるんじゃね?」
軽い調子で続けると相手は苦笑した。
『言って聞くような鉄砲玉じゃないもんな』
「わかってんじゃねえか」
医務室の壁に映し出された画面は遊星の様子を伝えてきている。
クロウはちらと其れを見上げて聞いた。
「まだそっちでもテレビ映ってるのか?」
『あ、ああ。大分雑音入ってるけど』
「んじゃ、クロウ様の勇姿をしっかり見とけよ」
「また惚れ直すぜ」
『・・ホントお前には敵わねえわ』
相手は今度こそいつものように笑った。
***
もう惚れ直してる。
こんないちゃいちゃした会話されたら
カーリたんたちもジャックを止められなかったであろう(笑)
あとクロたんにしっかり着こまれちゃって残念(^^ゞ
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