ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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ポッポタイムの洗面所の蛇口は古いせいか最近ちょっと扱いが難しい。
クロウは、昨夜やってきて泊まった鬼柳に注意した。
「その蛇口壊れてっからな。そおっと捻れよ」
「え、何・・うわっ」
ぐっと強く捻った結果、変なところから水が噴き出て、鬼柳がぎゃあと悲鳴を上げる。
「ったく言ってる傍からてめえは!ほら馬鹿早く閉めろって!!」
そうは言っても水圧で上手く閉まらない。
ようやく水を止めることに成功したが、かなり濡れてしまった。
クロウはびしょ濡れになったシャツを脱ぐと、軽く髪と顔を拭いて床に放り投げる。
どうせ洗濯するんだから、ついでにこのシャツで床も拭いてしまう気だ。
「ほらお前も早く脱げよ、洗濯しちまうから。この天気だ、すぐ乾くだろ」
言われて鬼柳も脱ごうとするが、クロウよりも水を被ったせいか肌に張り付いてなかなか脱げないようだ。
手伝って、引っ張っている処へ、遊星が顔を洗いにやってきた。
遊星は、半裸のクロウと、そのクロウが鬼柳の服を脱がせようとしている図を見て、2度ほど瞬きした後、踵を返した。
「邪魔してすまない、続けてくれ」
*
何か勘違いする遊星たんでした(^^ゞ
拍手文でした。
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