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背後に人の気配を感じてクロウは振り返った。 其処に立つのは、見知った影。 「何だお前、まだ居たのか」 「まだ居たのかとはずいぶんな言い草だなぁあクロウよぉ!」 何が楽しいのか高い声で笑う。 「生憎だったなぁオレは消えたりしねぇよ、オレはてめえらを」 「あーはいはい」 京介の台詞をクロウは途中で遮った。 腕を伸ばして頭を引き寄せる。 「別に消えろとか言ってんじゃねえよ。何でいつまでもお前は、オレは『鬼柳京介』とはベツモノです、みたいな顔してるわけ?」 「・・・何を、言ってやがんだ」 「わかんねえの?」 「お前も『鬼柳』だろ」 * リーダーもダグナ時も全部京介でしょって。