現ぱろ・クロたんと遊星たん

「クロウは、鬼柳の何処が好きなんだ」
唐突な問いに口に運ぼうとしていたタン塩をおっこどしそうになった。
この無口な幼馴染はいつも唐突だ。
正確には唐突に見えるだけで、色々考えてから発言しているのだとわかってはいるが。
「何処って言われてもよ・・」
タン塩を口に突っ込んでもごもご答える。
京介はクロウの勤めている保育園の子供と同じくらい、いやそれ以上に子供で面倒くさい男ではあるが、そういうところも含めて好きなのだと思う。
多分。
しかし自分でもよくわからない感情を口に出して説明するのは難しいし、ましてや其れを幼馴染に説明するのは何となく恥ずかしい。
唸るクロウに遊星は言った。
「難しいか？」
「んー・・・あ、でも一つだけはっきり言えることあるわ」

「顔！」

＊＊＊
クロたんはメンクイだと思ってる（＾－＾）
でもこれ京介が聞いたらギャーギャー言いそうだ・・

ねためもでした。