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ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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自分たちが復讐を遂げるためには、ハルトの超常現象とも言えるようなその力が必要だ。
其れは理解出来る。
けれど苦しむハルトを見ていると胸が痛んだ。
「きっと僕らは地獄行きなんでしょうね」
「ああ?」
Ⅲの呟きにⅣは柳眉を逆立てた。
「お前、天国なんか行くつもりだったのかよ」
「いえ…」
視線を落とすⅢに、Ⅳはげらげら笑った。
「少なくともオレはそんなトコ行く気は無いな」
人間死んだらオシマイだ、とⅣは言う。
「だから生きてるうちにやりたいことは全部やりつくしてやる」

兄の瞳には自分の様な迷いは無い。
そう言うからには必ずやり遂げるだろう。

何を、犠牲にしても。

そして自分は其れを全力でサポートすると決めたのだ。
視線を上げたⅢはⅣを追った。
まずはカイトの足止め、それが自分の使命だ。


***
VSカイト遊馬直前てことで
まだこの兄弟の背景が見えてこないので何とも言えませんが
何故こんなことしてるか理由が明らかになったら
結構絆されてしまうのではないかと思うのですよ…
遊戯王は悪役もこんな理由でこんなことしたんだよって明かされることが多いので
ゼロリバを起こした張本人ともいえるゾーン様の未来の人々を救いたいっつー必死さに
絆されちゃったようにね。

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『其れは何だ遊馬』
「何って、クリスマスツリーだよクリスマスツリー。もうじきクリスマスだからな」
クリスマスツリーに飾りを付けていたらアストラルが後ろで言った。
『クリスマスとは何だ』
ああ、うん。そう聞かれると思ったよ。
「サンタクロースが世界中の子供にプレゼントをくれる日だよ」
『そんな人物が居るのか』
感心したようにアストラルは言う。
「どっか寒い国に住んでるらしいぜ」
何処だったっけ、姉ちゃんが実在の人物だって言ってたハズ。
まあオレももう中学生だし、プレゼントは祖母ちゃんや姉ちゃんが用意してくれてるって知ってるけど。

でも、アストラルは知らないんだ。

「なあアストラル、お前何か欲しいものある?」
だからお前のサンタにはオレがなってやるよ。

***
アストラルさんはナンバーズを欲しがりそうだ(^^ゞ
まあそれもある意味遊馬くんにしか叶えられない願いではある。

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「ⅣもⅢもVのことが大好きだね」
「そう、見えますか」
Vはほんの少し困った顔をした。
ⅢはともかくⅣは言うことを聞かない、と言いたいのだろう。
確かにⅣは反抗的な態度を取るけれど、結局はVには逆らわない。
あの二人にとってVは絶対なのだ。
「ボクよりもVの方が大切なんだね、あの二人は」
「そんなことは」
Vはまた少し困った顔をした。
こんな顔、あの二人の前では決してしない。
そう思うとほんのちょっと嬉しくなる。

まるであの二人に妬いてるみたいだ。

***
とりあえずV←トロンみたいな?
いやまだキャラ掴んでないんでアレですが;

遊戯王に出てくる弟妹はお兄ちゃんのこと大好きでなければならないという法則があると主張する。

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「でも無事でよかったね、アストラル」
今の小鳥にはアストラルは見えていない。
明後日の方向を見てそう言う小鳥に、そっちじゃねえし、と突っ込みながら遊馬はアストラルを見上げる。
…吃驚した。
アストラルは笑っていた。
こんな風に笑えるなんて思ってなかった。
見たことの無い、優しい顔。
アストラルにこんな顔をさせたのは自分じゃない、小鳥なのだ。
『遊馬、彼女にありがとうと伝えてくれ』
「…ヤダ」
『何故だ』
「…なんででも!」
アストラルが不思議そうに問いかけるのに、思わず怒鳴ってしまった。

何故だって聞かれたって、どうしてか自分でもわからないんだから仕方ない。

***
遊→アスでも遊→小鳥でもいい(おい)
アストラルさん可愛かった!

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『人は星に願いをかけるものなのか、遊馬』
オボミに返し忘れていたカードを見てアストラルが言う。
「あ?ああうん、流れ星とか」
流れてる間に3回唱えるんだぜ。結構難しい。
アストラルは真剣に聞き返してきた。
『そうすると叶うのか?』
「叶うってまあ、おまじないみたいなもんだよ」
『おまじない…』
少しがっかりした様子を見て、嘘でも叶うって言ってやればよかったかな、と思う。

星に願いを

ゼペット爺さんの願いは確かに叶ったのだから。

***
遊馬くんが星に願いをがピノキオだって知ってる気がしない…(失礼)

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