ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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『どうした遊馬』
無意識に腕を擦っていたらしい。
アストラルに聞かれて遊馬は言った。
「あーさっきアイツに引っ張られたトコちょっと痛いっつーか」
NO.96ブラックミストから出た弦の様なものに巻きつかれた腕がちょっと痺れたようになっている。
よほど強い力で引っ張られたらしい。
擦る遊馬の手に自分の手を重ねる様にしてアストラルが言った。
『私が触れることが出来たら良かったのだが…こうすると人間は少し痛みが和らぐのだろう?』
遊馬の手と同じ動きをしながらそう言う。
なんだろう。
何だか上手く言えないけれど、アストラルが自分を心配してくれてることはわかった。
偉そうで、五月蠅くて
其れは今も変わらない、けれど
だけど最初はもっと冷たいカンジがした。
機械みたいに無機質だった。
触れない癖に腕を擦ってくれようとするアストラルをそっと見上げる。
なんだろう。
上手く言えないけれど、少し痛みは和らいだ気がするのだ。
***
アストラルさんが初期と比べて
感情がもう少し前に出てくるようになったなあ
可愛くなったなあとか思うのです。
弦とか書いてますが触手と書くのはナンかなーと思ってさー
遊馬くん視点だしな。
無意識に腕を擦っていたらしい。
アストラルに聞かれて遊馬は言った。
「あーさっきアイツに引っ張られたトコちょっと痛いっつーか」
NO.96ブラックミストから出た弦の様なものに巻きつかれた腕がちょっと痺れたようになっている。
よほど強い力で引っ張られたらしい。
擦る遊馬の手に自分の手を重ねる様にしてアストラルが言った。
『私が触れることが出来たら良かったのだが…こうすると人間は少し痛みが和らぐのだろう?』
遊馬の手と同じ動きをしながらそう言う。
なんだろう。
何だか上手く言えないけれど、アストラルが自分を心配してくれてることはわかった。
偉そうで、五月蠅くて
其れは今も変わらない、けれど
だけど最初はもっと冷たいカンジがした。
機械みたいに無機質だった。
触れない癖に腕を擦ってくれようとするアストラルをそっと見上げる。
なんだろう。
上手く言えないけれど、少し痛みは和らいだ気がするのだ。
***
アストラルさんが初期と比べて
感情がもう少し前に出てくるようになったなあ
可愛くなったなあとか思うのです。
弦とか書いてますが触手と書くのはナンかなーと思ってさー
遊馬くん視点だしな。
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「どうしてナンバーズにとり憑かれた人はあんな風になってしまうのかしら」
小鳥が疑問を口にした。
ナンバーズはアストラルの記憶の欠片だ。
そのカードを持った人は大抵の場合、自分の欲望を優先させ、他者に迷惑をかけ巻き込んで暴走する。
「なんで?」
遊馬がアストラルを見上げて聞いた。
『わからない』
アストラルは言った。
『だが、もしかしたら…私自身が邪悪な存在なのかもしれないな』
自分の記憶の破片を手にした者の心が黒く染まるのなら、それは自分が悪であるということではあるまいか。
其れは仮定だ。
自分には記憶が無い。
だからその仮定を否定することが出来ない。
そうだとしたら此処に、遊馬の側に居ることは、また仲間たちを危険に晒すことと繋がるのではあるまいか……。
「そんなこと、あるわけないだろ!!」
遊馬が叫んだ。
「お前はいい奴に決まってる!」
『だが遊馬、』
アストラルの言葉を遮って遊馬は言った。
「デュエルしたらソイツがわかるって言っただろ。別に大袈裟に言ってるわけじゃない。本当に<わかる>って思うんだ」
100%全部相手がわかるってわけじゃないけど、と遊馬は続ける。
「でも少なくともデュエルが好きかどうかくらいは絶対わかる!」
アストラルの目を見て遊馬は断言した。
「お前デュエル好きじゃん」
「だからお前は悪い奴じゃない。絶対!」
記憶が無くたってそんなことわかる。
自信満々にそう言い張る遊馬の言葉に根拠は無い、とアストラルは思った。
けれどその言葉が嬉しいのも確かなのだ。
***
いや来週闇化するみたいなので!
黒いアストラルさん悪い顔だよ素敵~
巻き添えで遊馬くんまで闇化っぽいし
それを鉄男くんが、なんてもう超楽しみ!
鉄男くん可愛いよ鉄男くん
小鳥が疑問を口にした。
ナンバーズはアストラルの記憶の欠片だ。
そのカードを持った人は大抵の場合、自分の欲望を優先させ、他者に迷惑をかけ巻き込んで暴走する。
「なんで?」
遊馬がアストラルを見上げて聞いた。
『わからない』
アストラルは言った。
『だが、もしかしたら…私自身が邪悪な存在なのかもしれないな』
自分の記憶の破片を手にした者の心が黒く染まるのなら、それは自分が悪であるということではあるまいか。
其れは仮定だ。
自分には記憶が無い。
だからその仮定を否定することが出来ない。
そうだとしたら此処に、遊馬の側に居ることは、また仲間たちを危険に晒すことと繋がるのではあるまいか……。
「そんなこと、あるわけないだろ!!」
遊馬が叫んだ。
「お前はいい奴に決まってる!」
『だが遊馬、』
アストラルの言葉を遮って遊馬は言った。
「デュエルしたらソイツがわかるって言っただろ。別に大袈裟に言ってるわけじゃない。本当に<わかる>って思うんだ」
100%全部相手がわかるってわけじゃないけど、と遊馬は続ける。
「でも少なくともデュエルが好きかどうかくらいは絶対わかる!」
アストラルの目を見て遊馬は断言した。
「お前デュエル好きじゃん」
「だからお前は悪い奴じゃない。絶対!」
記憶が無くたってそんなことわかる。
自信満々にそう言い張る遊馬の言葉に根拠は無い、とアストラルは思った。
けれどその言葉が嬉しいのも確かなのだ。
***
いや来週闇化するみたいなので!
黒いアストラルさん悪い顔だよ素敵~
巻き添えで遊馬くんまで闇化っぽいし
それを鉄男くんが、なんてもう超楽しみ!
鉄男くん可愛いよ鉄男くん
前はまともに顔を見ることも出来なかった。
好きだけど、どうしても行動に出せなかった。
だけどデュエルをしてから、遊馬がちゃんと「キャットちゃん」って呼んでくれてから、絶対に一日一回は頑張って話しかけようって決めたの。
一日一回。
簡単そうだけれど私にとっては難しい。
何を話したらいいのか、どうやって話しかけたらいいのか、いつ話しかけたらいいのか、全然わからない。
でも最低でも朝挨拶しようって決めた。
「おはよう」
そう言えば必ず遊馬は「おはよう」って返してくれるから。
そう言う遊馬の目に私が映っているから。
ちゃんと私を見てくれるから。
***
遊←猫
キャットちゃん可愛い❤
OP、皆のとこに混ざっていて嬉しい!
好きだけど、どうしても行動に出せなかった。
だけどデュエルをしてから、遊馬がちゃんと「キャットちゃん」って呼んでくれてから、絶対に一日一回は頑張って話しかけようって決めたの。
一日一回。
簡単そうだけれど私にとっては難しい。
何を話したらいいのか、どうやって話しかけたらいいのか、いつ話しかけたらいいのか、全然わからない。
でも最低でも朝挨拶しようって決めた。
「おはよう」
そう言えば必ず遊馬は「おはよう」って返してくれるから。
そう言う遊馬の目に私が映っているから。
ちゃんと私を見てくれるから。
***
遊←猫
キャットちゃん可愛い❤
OP、皆のとこに混ざっていて嬉しい!
「誰か居ますか~」
長い長い石段を上がっていかにも何か出そうなオンボロ寺の扉をそっと開ける。
祖母ちゃんにお使いを頼まれた以上、誰かしかは居るのだろうが、それ以外のモノも出そうな雰囲気だ。
出来たらそういう類には遭遇したくない。
…此れ以上。
『…遊馬、そういう時は「たのもう!」と言うのではないか?』
「なんだそりゃ何処の道場破りだよ」
『そうか』
いつもだったらもう2、3何か言いそうな所だがアストラルはあっさり引き下がってしまった。
もうこれ以上この手の類には遭遇したくない。
この自称・アストラル世界から来たと言う幽霊で今は手一杯だ。
他の幽霊の面倒までは見きれない。
カイトに実質負けて以来どうにも大人しくなってしまってやりにくいったらない。
気が付けば元気付けようと考えている自分が居て、それもやりにくいったらない原因の一つだ。
***
すぐ「五月蠅い」っつーけど
大人しければ大人しいで調子狂うっつー