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ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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『この世界ではデュエリストは本来口笛を吹きながら登場するものなのか』
心底感心したようにアストラルが言った。
「そんなわけねえだろ!」
アストラルが来てから何回かナンバーズを持った相手とデュエルしてきたがそんな奴は一人として居なかった。
今までそんな奴居たかよ、と指摘してやるとアストラルは少し考えて言った。
『…強いデュエリストだけに許された特権か』
「違うっつーてんだろが」
そんな特権イラネっつの。

むしろ口笛吹いて出てこいなんて言われたら罰ゲームだろ!

***
カイトくんいいキャラで好き好き(^-^)
口笛は笑ったです(笑)ステキ!

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「あいつ、凌牙を守るためにホープを召喚したのか」
…そうだろうか。
観戦していた鉄男の声にアストラルは首を傾げた。
不用意な召喚だったな、などと言ってしまったが、考えあってのことだったのならば詫びなければなるまい。
『其処まで考えていたのか、遊馬』
「ええー?いや全然」
遊馬はそう言って笑った。
やはりな。
レベル4のモンスターが揃ったからホープを呼び出した、それだけのことだ。
「だけどまあ結果オーライだろ!」
凌牙のライフを守れたしさ!!
明るくそう言って遊馬は笑う。

自分のライフは犠牲になったが、それでも凌牙を守れたから、と言って笑うのだ。

その笑顔に何処か胸の奥の方がチクリと痛い気がするのは、多分気のせいだ。

***
凌牙←遊←アス
相変わらず矢印は←コッチ向きってな感じの。

凌牙って書いてますがフツーにシャークって読んでるので
読んでくださる方もそのつもりで居てくださると嬉しい(^^ゞ

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落ちつけ遊馬、と凌牙が言った。
そんなんじゃこのデュエル勝てねえぞ、とも。
この状況でも冷静なその言葉が遊馬を落ち着かせる。
大丈夫だ、勝てる。
そんな風に思うことが出来る。
と、後ろから声がかかった。
『遊馬、何故五月蠅いと言わない?』
「は?何言ってるんだよ」
『私が言えば「五月蠅い」と怒鳴るだろう』
…確かに。
同じ台詞でも、多分アストラルが言ったら素直に聞けなかった。

どうしてなんだろう。

しかし遊馬にはデュエル中に其処まで考える余裕はなかった。

***
凌牙←遊馬←アストラル
矢印は全部こっち←向きみたいな。

凌牙さんが遊馬くんの世話を焼いちゃうと
アストラルさんの出番が減る(^^ゞ

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正直、何故遊馬が此れほどまでにこの凌牙という少年に執着しているのか理解出来ない。
彼は、遊馬の幼馴染である小鳥という少女や、学校の友達である鉄男や委員長と違って、毎日顔を合わせる存在ではない。
つまり、それほど親しい間柄ではないと推測する。
その上彼はもうナンバーズを所持していないのだ。
アストラルは彼に興味が無い。
デュエリストとして確かに強いし、其処については興味があると言えるが、遊馬ほどのこだわりはない。
エスパーロビンこと風也のような、辛い寂しい、といった感情を彼は抱えているようにも見える。
しかし風也の時のように、進んで彼を助けたいとも思えない。

まあつまり平たく言えば、何となく気に食わない、のだ。
遊馬が彼に執着しているのが。

何となく、という説明のつかない感情をアストラルは正直持て余しているのだ。

***
其れを人はヤキモチを焼いていると言うのですアストラル!(^O^)/

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「…アストラルお前、やっぱ猫嫌いなんだろ」
道を歩いていて猫に遭遇した時、コイツはさり気なく人の後ろに隠れるのに気がついてしまった。
キャッシーのこともちょっと苦手みたいで、喋っているとやっぱり少し隠れるように避けてる気がする。
猫が怖いだなんて、面白れーな。
『…そんなことはない』
アストラルはオレに弱みを握られるのが嫌なのか、そんな風に言った。
そんなこと言ったってバレバレだっての。
『…あの音声が嫌なだけだ』
「えー可愛いじゃん」
嫌がるのが可笑しくてもっとからかってやりたくなる。

「にゃーん♪」

まねき猫みたいに手ぶりも付けて猫の鳴き真似してやると、アストラルは人の顔をマジマジと見て言った。
『…確かにキミが言うと可愛らしいな』
な、なんだよそれ!

***
猫苦手アストラルと
にゃんこの鳴き真似する遊馬くん
にゃんこ遊馬なら好き(^-^)



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