ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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池の畔に立つその人の横顔を見て思った。
綺麗だな。
サトリは此方を見ていつもの調子で笑う。
「おおきに」
腹黒のくせに、本当に美人だ。
「褒めるか貶すかどっちかにしてや」
「どっちも本当だから仕方ないだろ」
腕を伸ばして引き寄せようとしたら、す、と避けられた。
サトリが笑う。
「ワシに触ったらあかんで。ジブンの心の奥の奥まで全部読んでまうよ」
「読めばいいだろ」
うっせえんだよいちいち。
無理やり抱き寄せて腕の中へ閉じ込める。
『アンタが好きだ』
「どうせ俺の『声』なんか聞こえてんだろが」
青い鬼は閉じ込めた腕に力を込めて笑った。
「まあなあ」
サトリも笑う。
「お前ほど強い『声』を響かせる奴はおらんよ」
他のことは何も聞こえなくなるくらいの強い声。
其れ以外は聞こえなくなる、とサトリは笑う。
「けどなあ、ワシが『ソレ』に答えてやる義理は無いんやで」
鬼も唇を釣り上げて笑った。
「上等だ」
***
青今
鬼青峰×サトリ今吉さん
此れ別に妖怪ぱろでなくても良かったと思った
綺麗だな。
サトリは此方を見ていつもの調子で笑う。
「おおきに」
腹黒のくせに、本当に美人だ。
「褒めるか貶すかどっちかにしてや」
「どっちも本当だから仕方ないだろ」
腕を伸ばして引き寄せようとしたら、す、と避けられた。
サトリが笑う。
「ワシに触ったらあかんで。ジブンの心の奥の奥まで全部読んでまうよ」
「読めばいいだろ」
うっせえんだよいちいち。
無理やり抱き寄せて腕の中へ閉じ込める。
『アンタが好きだ』
「どうせ俺の『声』なんか聞こえてんだろが」
青い鬼は閉じ込めた腕に力を込めて笑った。
「まあなあ」
サトリも笑う。
「お前ほど強い『声』を響かせる奴はおらんよ」
他のことは何も聞こえなくなるくらいの強い声。
其れ以外は聞こえなくなる、とサトリは笑う。
「けどなあ、ワシが『ソレ』に答えてやる義理は無いんやで」
鬼も唇を釣り上げて笑った。
「上等だ」
***
青今
鬼青峰×サトリ今吉さん
此れ別に妖怪ぱろでなくても良かったと思った
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