ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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サタンに身体を乗っ取られた形になった雪男にはアタシの声も杜山の声も届きはしなかった。
ただ、燐の言葉だけが雪男に響いた。
まあ結果オーライ、なのだけれど。
何だか面白くない。
「どんだけ兄ちゃん好きなんだよ、このブラコンビビりメガネ」
「変な呼び方しないでください」
通常の『ビビりメガネ』に『ブラコン』追加。
否定は出来ないだろ、実際ブラコンなんだから。
雪男はすげえ不満そうだったけど、知るか。
妬いてるんだ、って少しは気が付けっての。
***
アニメ・雪←シュラ
燐の前にシュラさんもしえみちゃんも呼び掛けたのに
雪男ってば燐の声だけ反応するんだもの。
ど ん だ け ブ ラ コ ン だ よ (笑)
ただ、燐の言葉だけが雪男に響いた。
まあ結果オーライ、なのだけれど。
何だか面白くない。
「どんだけ兄ちゃん好きなんだよ、このブラコンビビりメガネ」
「変な呼び方しないでください」
通常の『ビビりメガネ』に『ブラコン』追加。
否定は出来ないだろ、実際ブラコンなんだから。
雪男はすげえ不満そうだったけど、知るか。
妬いてるんだ、って少しは気が付けっての。
***
アニメ・雪←シュラ
燐の前にシュラさんもしえみちゃんも呼び掛けたのに
雪男ってば燐の声だけ反応するんだもの。
ど ん だ け ブ ラ コ ン だ よ (笑)
「はあ?剣が抜けない?」
「どうも精神的な問題らしくて…」
歯切れ悪く、もにょもにょ言う燐を馬鹿にしたように出雲は言った。
「そんなのわかってるわよ!私だって式神呼べなくなったことあるもの」
「そ、そうなのか」
剣幕に押される燐に畳みかけるようにさらに出雲は言う。
「いい?そんなのは心の持ちようなの。アンタ次第なのよ」
出雲が問う。
「アンタはどうしたいの」
どうしたいか、なんて。
「その青い炎で私たちを焼き殺したいの?それとも」
「守りたいの」
…守りたい。
そんなの決まってる。
もっと優しいことの為にこの力を使いたいってずっと思ってた。
見失いそうになっていたものが出雲の言葉で見えてくる。
霧が晴れるようにはっきりと。
「ありがとな、出雲」
礼を言うと出雲は気安く呼ばないでって言ったでしょ!と言ったけれど怒っている様子はなかった。
***
燐出雲
7巻あたりなカンジ。
しえみちゃんは燐をぎゅってしてくれたけど
出雲ちゃんは叱咤して元気にしてあげて欲しいなって。
「どうも精神的な問題らしくて…」
歯切れ悪く、もにょもにょ言う燐を馬鹿にしたように出雲は言った。
「そんなのわかってるわよ!私だって式神呼べなくなったことあるもの」
「そ、そうなのか」
剣幕に押される燐に畳みかけるようにさらに出雲は言う。
「いい?そんなのは心の持ちようなの。アンタ次第なのよ」
出雲が問う。
「アンタはどうしたいの」
どうしたいか、なんて。
「その青い炎で私たちを焼き殺したいの?それとも」
「守りたいの」
…守りたい。
そんなの決まってる。
もっと優しいことの為にこの力を使いたいってずっと思ってた。
見失いそうになっていたものが出雲の言葉で見えてくる。
霧が晴れるようにはっきりと。
「ありがとな、出雲」
礼を言うと出雲は気安く呼ばないでって言ったでしょ!と言ったけれど怒っている様子はなかった。
***
燐出雲
7巻あたりなカンジ。
しえみちゃんは燐をぎゅってしてくれたけど
出雲ちゃんは叱咤して元気にしてあげて欲しいなって。