ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「話さないとイリアステルより先にシェリーに殺されるかもしれねーぜ」
クロウの冗談めかした脅しに屈したわけではないだろうが、イェーガーは一つの情報を提示した。
イリアステルから来た長官に連絡を寄越した企業。
「何の情報もなかったら、本当に殺しているところだわ」
「やめろって、本気に聞こえるから」
シェリーの固い声をクロウが咎める。
「本気よ」
「こんな妖怪ピエロだってカオルにとっちゃ『大好きなお父ちゃま』なんだぜ。アンタに出来るのか?」
「大好きな親を突然失う痛みを知ってるアンタが?」
クロウのまっすぐな目にシェリーははっと息を飲んだ。
何も言い返すことができず、視線を逸らすなど、初めてのことだった。
***
クロたん女の子フラグを諦めていない。
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