ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「で、どうだ?」
「わからない」
遊星は静かに首を振った。
あれから意外に重いパソコンを幼馴染たちとふうふう言いながらアジトに連れ帰ったわけなのだが、どうにも事態は芳しくない。
「わからないというのはどういうことだ」
一番機械に疎いジャックがイライラと問う。
一応電源を入れることには成功したのだが、本来ならば人と同じように喋り動くはずの人型パソコンが、横たわったまま動かない。
「ソフトも初期化されているようだし、人格プログラムなどは入っていないのかもしれない」
繋いだ自分のノートパソコンを弄りながら遊星が言う。
「じゃあ、動かねえってこと?」
少しがっかりしてクロウは言う。
電源が入ったのはいいが、その瞳は未だ閉じられたままだ。
「いや、これは多分イリアステル社のものだ」
遊星はにやと笑った。
「メーカーの研究所の公開していないデータを閲覧させて貰う」
「其れハッキングだろが」
明らかに楽しそうな遊星に突っ込みながら、クロウは手伝うために自分のノーパソを立ち上げた。
***
昨日の続き
また続くかも?
「わからない」
遊星は静かに首を振った。
あれから意外に重いパソコンを幼馴染たちとふうふう言いながらアジトに連れ帰ったわけなのだが、どうにも事態は芳しくない。
「わからないというのはどういうことだ」
一番機械に疎いジャックがイライラと問う。
一応電源を入れることには成功したのだが、本来ならば人と同じように喋り動くはずの人型パソコンが、横たわったまま動かない。
「ソフトも初期化されているようだし、人格プログラムなどは入っていないのかもしれない」
繋いだ自分のノートパソコンを弄りながら遊星が言う。
「じゃあ、動かねえってこと?」
少しがっかりしてクロウは言う。
電源が入ったのはいいが、その瞳は未だ閉じられたままだ。
「いや、これは多分イリアステル社のものだ」
遊星はにやと笑った。
「メーカーの研究所の公開していないデータを閲覧させて貰う」
「其れハッキングだろが」
明らかに楽しそうな遊星に突っ込みながら、クロウは手伝うために自分のノーパソを立ち上げた。
***
昨日の続き
また続くかも?
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