ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「クロウ」
「クロウしっかりして」
重なる声に重い瞼を開ける。
泣きそうな、同じ顔が両脇から自分を覗きこんでいた。
龍亞と龍可だ。
身体を起こそうとして失敗する。
「遊星は」
口を衝いて出た言葉は幼馴染の名だった。
「今闘ってるわ」
龍可の視線を辿って何とか半身を起すと大きなモニターにデュエルが映し出されていた。
戦況は芳しくないようだ。
「結局全部遊星に押しつけちまったなぁ」
「違うよ!そんなことない!!」
独り言のような其れを龍亞が強く否定する。
「クロウはすごかったよ!」
「そうよ、すごかったわ。BFドラゴンで自分のダメージを防げたのに、そうするとグランエルに盗られちゃうから」
「自分はあえてダメージを受けて、BFドラゴンを遊星に託したんだもん」
すごかったよ、と繰り返す双子の頭をくしゃりと撫でてやる。
「あんがとな」
自分の託したバトンは、確かに皆につながったのだと思った。
***
クロたんカッコよすぎ・・
なんかもう上手くまとまんないけど
すごくよかったんだよぉお!!!
ってことだけ書いておきたかった。
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