ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「メンドクせーなーもー」
買出し帰り、先日潰したチームの残党に囲まれて、クロウはそう言った。
嘘をつけ。
言っている内容とは裏腹に、その口調は楽しそうにしか聞こえない。
ジャックは一つため息をつくと手を出した。
「貸せ、荷物を持っていてやる」
自分の抱えていた荷物と、クロウから受け取った其れで両手が塞がった。
荷物を渡しておいて、クロウが口を尖らす。
「おま、オレ一人でやらせる気かよ」
「当たり前だ。さっさと済ませろ」
オレは本当にこんな奴らの相手など面倒なのだ。お前と違って。
それを告げる代わりに言ってやる。
「手加減などしてやらんでいい。暴れてこい」
「OK!」
許可を得た、とばかりにニッと笑うと残党共の前に飛び出していく。
やれやれ、とジャックは再びため息をついた。
大人しく鳥籠にに納まって居るような烏ではないのだ。
***
ジャックとクロたん
カプ要素は低いですけども
手は出さないけどクロたんがピンチだったら足は出す(笑)
PR