ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「クロウは何処に行った」
「・・・鬼柳の処だ」
一拍置いて遊星は答えた。
「まったく!」
ジャックは不機嫌な顔を隠そうともせず、ソファにどかりと腰を下ろす。
ジャック・アトラスという男は幼馴染である自分たちを、まるで所有物のように思っていて、まったく扱い辛い。
一度は何もかも捨てて、サテライトを出て行ったというのに、身勝手な話だ。
だがそんな執着も、嫌ではない。
必要とされているのだと、此処に、ジャックの傍に居ていいのだと思えるから。
「またご機嫌斜めなのジャック」
ブルーノがやってきて、ソファの上に踏ん反り返るジャックを見て言った。
「クロウはあの街にお嫁に行くんだから仕方ないじゃな・・いったー!!暴力反対ぃ!!」
言い終わる前にブルーノはジャックにゴツンと殴られていた。
涙目で抗議するブルーノを見ながらため息をつく。
ブルーノの大らかでノンビリとした性質は彼の長所でもあるが、そろそろ空気を読むことを覚えたほうがいい。
***
久々にジャ遊を書こうとしたら
娘(違)の外泊が許せない親父ジャックになった(笑)
「クロウは嫁になどやらん!」みたいな
誰も青野の「嫁に行く」発言に突っ込みを入れてないところが我ながらナイス(笑)
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