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ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「オレは、シティの奴だけじゃなくって、もっと地方のセキュリティの目が届かないようなとこの連中も守れるようになりたい」
「そうか」
クロウの希望に牛尾は頷いた。
「とりあえずハイウェイパトロール兼、地方の駐在さんでもやってみるか?」
「駐在さん?」
聞きなれない言葉に首を傾げるクロウに牛尾は説明した。
「その街の住み込みセキュリティ、とでも言えばわかるか?丁度そんな要請が着てんだよ」
牛尾は棚からファイルを取り出し、ぱらぱらと捲っていく。
「ちっと遠い街だが、マーカー付きばっか集まってるトコでな。まあ最近町長になった奴がそれなりにしっかり街をまとめだしたんだが、なにしろそいつがまだ若くってな。そんな青臭い若造に従えるかって奴も居るらしい」
「それって・・」
「其処で、街に住み込んでくれるようなセキュリティを一人派遣して貰えないだろうかって要請がきたわけよ。一人居てくれればそういう奴らも何も出来ねえだろう、と。ハイウェイパトロールも続けて貰うから少し大変かも知れんが・・」
「行く!」
「おっし、話は決まった。何なら今日からでもかまわねえぜ。街の方へは連絡入れとく」

さっそく飛び出して行ったクロウを見送って牛尾は受話器を取り上げた。
「もしもし、セキュリティ特別捜査課長補佐の牛尾だが・・要請のあった住み込みのヤツ、派遣したんで、今日中にそっちへ着くと思う・・名前?」

「大丈夫、お前の良く知ってる奴だから。オレも近いうちに一回顔だすんで・・。じゃヨロシク」

***
嫁に行った!
町長の部屋に住み込み。

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