ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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ポッポタイムへ帰って来たジャックをブルーノの小さく細い声が出迎えた。
「ジャック~助けて~」
何事か、と思ってみればソファの上で右にクロウ、左に遊星という状態だ。
「何をしている」
「動けなくなっちゃった」
二人に寄りかかられて眠られてしまって、起こすのも可哀想だし、身動き取れない状態になってしまったらしい。
「お前も其処で寝てしまえ」
「ええーボクはいいけど、こんなトコで寝たら遊星とクロウが可哀想じゃない」
身体痛くなっちゃうよ、風邪ひいちゃうよ、とブルーノは反論する。
ジャックはそっと遊星を抱え上げた。
「お前はクロウを連れてこい」
「うん。ありがとジャック」
助かったあ、と言いながらブルーノはゆっくりクロウを抱き上げる。
二人とももにゃもにゃ言ったが、起きる様子はなかった。
未だ正体のわからないこの青年は、しかし、すでにチーム5dsの一員なのだ。
警戒心の無い二人の寝顔を見ながらジャックは思った。
***
いや青野が動けなくなってたら可愛いかなって。
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