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ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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大学へ入って一人暮らしを始めたという鬼柳の部屋へ遊びに行ったらば、幼馴染が先に来ていた。
来ていた、というか、エプロンにお玉装備で、すでに部屋のオプションだ。
「何故居るんだ」
「おさんどん」
お玉を振りながらそう言う。
「だってコイツ放っておいたらメシ食わねえし」
よく見ると部屋の中にはタオルだの歯ブラシだの二人分揃ってる。
聞けば毎日弁当まで作って持たせてやっているのだと言う。

クロウ、これはすでに同棲というものだ。

言ってやろうかと思ったが、黙っておいた。

***
世話焼きクロたん、高じて同棲、みたいな。

拍手文でした

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会う時は10中9くらい、向こうがやってくる。
何時も突然なパターンが多い。
だから今回はオレから会いに行ってやろうか、なんて思った訳だ。
たまにはいいかなって。
アイツみたいに突然行って吃驚させたい処だが、そうするとすれ違っちまう確率も高い。
何てったってクリスマスだしな。
だから明日はそっちへ行くからってメールしておいたというのに。
遠征先のホテルをチェックアウトしようとしたら何処に居てもすぐ見つけられるという自信があるあの薄い水色の髪がロビーに居やがった。
奴は照れ臭そうに笑う。
「来ちゃった」
来ちゃった、じゃねえ。
「この馬鹿っ!」

他に何が言えるだろう。



***
「だって早く会いたかったんだもん」
↑三十路の台詞(笑)
そんな京クロ(大人)

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「どうした遊星、すげえ荷物だな」
夕飯の惣菜でも買って帰ろうかと寄ったスーパーで遊星と鉢合せた。
「クリスマスパーティをしようということになって」
仕事の忙しさに忘れていたがそういえばクリスマスイブだ。
多分双子の片方がやろうと騒いだに違いない。
財布の紐を握っているクロウも子供には甘い。
とはいえサテライトではあまりクリスマスパーティというものにはあまり縁が無かったようで、何を用意したものかよくわからないらしい。
買い物カゴの中身は軽食やスナック菓子がほとんどだ。
「とりあえずケーキは要るだろ」
「…金が無い」
牛尾はうっと詰まった。
こっちをじっと見るな。

あの青い目で見つめられると何だか居心地が悪くなる。

牛尾はため息をついた。
「わかった、ケーキは買ってやる」
「すまない」
すまない、などと言いながら嬉しそうに微笑むので、なんだか益々居心地が悪くなるのだ。

***
居心地が悪い=なんか照れ臭い、みたいな。
牛→←遊みたいな

恋するカレンダー12題 2
手ぶらのぼくにプレゼント強要。

お題Fortune Fate

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今朝もまた派手にジャックと喧嘩してしまった。
少し言いすぎたか、と反省してみる。
しかしそもそもジャックのヤツが「オレに合う仕事が無いのだ!」などと偉そうに訳のわからないことを言って働かないのが悪いのだ。
こっちが昼夜問わず働いてる間にバカみたいな値段の珈琲飲んでるとあれば文句のひとつやふたつ飛び出して当然だろってハナシだ。
まったくもう。
ついため息が出る。
昔は違った。
強くてカッコよい頼れる兄貴だった。
何でも出来る憧れのお兄ちゃんだった。
それが今じゃ只のニートだ。
百年の恋も冷めるってもんだっつーの。

…まあデュエルさせればやっぱ強くてカッコよいんだけども。

結局其処に惹かれてしまうのだから仕方がない。

***
ジャックロ
ポッポタイム時代

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朝起きたら、小指の先に赤い糸。
「誰だよ、おい。こんな妙なことしたのは」
悪戯だと思って解こうとしたが、糸はすり抜けて触れられない。
遊星やジャックに話を振ってみても怪訝な顔をされるばかりだ。
どうやらこの糸は自分にしか見えないらしい。
赤い糸は長く長く続き、その先は見えない。
運命の赤い糸。
そんなモノを信じる訳じゃないが、この糸が誰に繋がっているのか気になるのが人の常と言うものだ。
糸を辿ってクロウはブラックバードに跨りシティの外れまでやってきた。
目の前には開発前の荒野が広がる。
…この方向は。
クロウは其処で糸の追尾を諦めた。

まだ自分の赤い糸は、可愛い女の子と繋がってる筈だって信じていたいじゃないか。

***
赤い糸は満足町へ伸びています(笑)

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