ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「せっかくのセンパイとのデートだったのに、何か最後バタバタしちゃったッスね」
「誰がデートだ」
黄瀬が阿呆なことを抜かしたので肩パンしてやった。
「あたっ!痛いっすよセンパイ!」
大仰に騒ぐモデルさまは更に主張する。
「だってデートでしょ、一緒に試合応援に行って、帰りご飯食べて」
「視察だっつの!シバくぞ」
黄瀬の主張に今度は蹴ってやった。
敵情視察な筈がただの応援になったのは確実に黄瀬のせいだ。
黄瀬は更に騒ぐ。
「痛い!センパイもう蹴ってるっス!!なんでそう手も足も速いんスか!」
「お前が阿呆なこと言うからだろが。…でもまあ最後はホントバタバタしたな」
確かに黄瀬の言うとおりだった。
お好み焼き屋に誠凛メンバーが来て、その後、緑間達が現れて。
あんなところで鉢合わせるとは予想していなかった。
「ホント緑間っち達まで来るとは思ってなかったっス。センパイ連れてかれちゃうし…」
「ああ…高尾な」
「随分好かれてたみたいッスね」
何処か拗ねたような口調で黄瀬が言う。
「馬鹿、ありゃ狙ってたんだよ」
「えっ何をッスか?」
「アイツ、お前らと緑間を一緒にさせたかったんだ」
とぼけてはいたが、確実に狙っていた。
機転も効くし、頭の回転の速い奴なのだろう。
「どうして」
「わだかまりが残らないようにしといてやりたかったんだろ」
言いたい事は言っといた方がいいと判断したのだ、きっと。
キセキってのは、同世代とは比べ物にならないほど実力がある。
個性が強いからこそ周りから孤立しがちだ。
多分高尾が周りとの隙間を埋めてくれているのだ。
そっかあ、と黄瀬は嬉しそうに言った。
「すごく、緑間っちのこと好きなんスね」
「だろうな」
その強烈な個性ゆえに孤立しがちなキセキだが、その輝きに魅せられるものも居るということだ。
「オレも先輩のこと大好きッスよ。バスケ超楽しいッス」
笑う黄瀬はモデルさまというよりは大型のわんこのようだ。
そんな風にもっと笑っていて欲しいと思う程度には、自分も惹かれているらしい。
END
***
黄→→←笠くらいな。
笠松先輩お誕生日おめでとうございます!
誕生日と全然関係ないお好み焼屋帰りのハナシですけども(^^ゞ
黄瀬がしっぽをぶんぶん振って先輩大好き!って言っててくれれば
幸せだと思いました(作文)
「誰がデートだ」
黄瀬が阿呆なことを抜かしたので肩パンしてやった。
「あたっ!痛いっすよセンパイ!」
大仰に騒ぐモデルさまは更に主張する。
「だってデートでしょ、一緒に試合応援に行って、帰りご飯食べて」
「視察だっつの!シバくぞ」
黄瀬の主張に今度は蹴ってやった。
敵情視察な筈がただの応援になったのは確実に黄瀬のせいだ。
黄瀬は更に騒ぐ。
「痛い!センパイもう蹴ってるっス!!なんでそう手も足も速いんスか!」
「お前が阿呆なこと言うからだろが。…でもまあ最後はホントバタバタしたな」
確かに黄瀬の言うとおりだった。
お好み焼き屋に誠凛メンバーが来て、その後、緑間達が現れて。
あんなところで鉢合わせるとは予想していなかった。
「ホント緑間っち達まで来るとは思ってなかったっス。センパイ連れてかれちゃうし…」
「ああ…高尾な」
「随分好かれてたみたいッスね」
何処か拗ねたような口調で黄瀬が言う。
「馬鹿、ありゃ狙ってたんだよ」
「えっ何をッスか?」
「アイツ、お前らと緑間を一緒にさせたかったんだ」
とぼけてはいたが、確実に狙っていた。
機転も効くし、頭の回転の速い奴なのだろう。
「どうして」
「わだかまりが残らないようにしといてやりたかったんだろ」
言いたい事は言っといた方がいいと判断したのだ、きっと。
キセキってのは、同世代とは比べ物にならないほど実力がある。
個性が強いからこそ周りから孤立しがちだ。
多分高尾が周りとの隙間を埋めてくれているのだ。
そっかあ、と黄瀬は嬉しそうに言った。
「すごく、緑間っちのこと好きなんスね」
「だろうな」
その強烈な個性ゆえに孤立しがちなキセキだが、その輝きに魅せられるものも居るということだ。
「オレも先輩のこと大好きッスよ。バスケ超楽しいッス」
笑う黄瀬はモデルさまというよりは大型のわんこのようだ。
そんな風にもっと笑っていて欲しいと思う程度には、自分も惹かれているらしい。
END
***
黄→→←笠くらいな。
笠松先輩お誕生日おめでとうございます!
誕生日と全然関係ないお好み焼屋帰りのハナシですけども(^^ゞ
黄瀬がしっぽをぶんぶん振って先輩大好き!って言っててくれれば
幸せだと思いました(作文)
PR