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ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「ジャックの職業って『キング』だよなあ」
クロウがしみじみと言う。
『キング』って職業か?と内心思いつつ京介は答える。
「まあアイツに出来る仕事っつーたら『キング』か『ニート』の二択しかないからな」
「だよなあ」
クロウが笑う。
「遊星はやっぱ『機械屋』かな。機械いじってりゃ幸せそうだし」
「いまやシティを救った『救世主』だってのにか」
遊星はアーククレイドルの一件以降『英雄』とか『救世主』とか呼ばれてる。
京介の言葉にクロウは少し考えた。
「でもやっぱ『機械屋』の方がしっくりくるわ」

「オレにとって『救世主』はやっぱお前だけだしな」

オレの『鉄砲玉』はこんな可愛いことをさらっと言ってくれたりするのだ。

***
京クロ

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むかし、おおきな島がそらからおちてきそうになったことがあるんだって。
それをソシしてシティをまもったのが、ふどうゆうせいとチーム・ファイブディーズなんだって。
カッコいいなあ。
ボクもソコにいたらふどうゆうせいといっしょにたたかったのに。
ふどうゆうせいとおしゃべりしたりきかいをいじったりデュエルしたりしてみたかった。
もうすこしはやくうまれてきたかったなあ。
ゆうせいとなかよくなりたかった。

遥か昔、不動遊星もそう思っていたなんてその小さな男の子は知らない。

***
ブルーノちゃんに会いたい

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「あっちーなー…帰りコンビニでアイス買って乞うぜ」
「うむ」「いいだろう」
「今日金ねえ」
京介の提案に皆が頷く中、バイトの給料出るの明日、とクロウが言う。
「ミルクキャンディーなら奢ったる」
「マジか」
目を輝かせたクロウに遊星が待ったをかける。
「其処は何考えてんだてめえ、と怒鳴るところだクロウ」
「そうだ、オレが代わりにコイツを絞めてやろう」
幼馴染が口々に言ったが、クロウは京介にくっつてコンビニへ行ってしまった。

「つか何でお前アイス齧るの?!」

舐めて欲しかったのに!と嘆く京介には幼馴染みの鉄拳制裁が待っていた。

***
京クロ
ありがち(笑)

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ボン、とすごい音がガレージから響いてきた。
「何事だ!」
こういう時行動が早い、そして声が無駄に大きいのがジャックだ。
オレは其れに続く。
エンジンの開発してる頃はよくこんな爆発音させてたりしたけど、此処んトコそんなこともなかったのに。
煙の向こうから遊星と、多分手伝っていたブルーノが顔を出した。
「花火を作ろうとしたんだ」
遊星が項垂れる。
「ジャックの応援に使おうと思って…」
「遊星…!」
まあジャックは派手なこと好きだしなあ。
ジャックの為に、って処にすっかり感動しているらしい。
ケド。

其れ多分許可とか取らなきゃ作っちゃいけないモノだと思う。

手を握って見つめあってる奴らに何時言ったものか。

***
バカップルとクロたん

恋するカレンダー12題2
七色に咲く花火見上げて

お題Fortune Fate

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「付き合ってる子居るの知ってるけど…」
「ごめん、オレあいつにべた惚れだから」
うっかり人様の告白シーンに出くわしてしまった。
まあ鬼柳は顔だけは良い奴だ。
モテても不思議はない。
というかアイツにそんな惚れてる女が居たなんて初めて知った。
女の子が去って、オレもこっそり居なくなろうとしたけど鬼柳に見つかってしまった。
「…お前に彼女居たなんて初耳だわ」
「ん?ああアレねー」
なんだ断る為の嘘だったのか?
鬼柳はさらっと言った。
「前にさクロウの作って来てくれた弁当を『彼女の手作り』っつーたんだよね」

こ の 野 郎 

「誰が彼女だ」
「いたっ!だって『彼氏の手作り』とか言ったらちょっと引かれるじゃん」
「誰が彼氏だ」
「いたっ!!ちょ痛いってばクロウッ」

***
京クロ
お弁当作ってあげてるクロたん

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