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ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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「ジャック!コイツまた忘れてる!!!」
子供はいいつけるように怒鳴った。
「なんだ喧しい」
社の扉がバタンと大きな音を立てる。
中から現れたのもまた子供。此方は金髪だ。
腕の中の子供は其方に飛んで行ってまた言い付ける。
「また忘れたコイツ!」
「ああ…またか」
呆れたように金髪は言った。
此れは勘違いではなくどうも馬鹿にされているようだ。…子供に。
子供にしては大変態度が偉そうだが。
金髪の後ろから黒髪に金メッシュの、こう言っちゃなんだが奇妙な髪型の子供が出てきてのんびり言った。

「仕方ないさ、人間だもの」

…いやそんな、みつを風に言われても。

***
昨日の妖怪ぱろ続き
それぞれ風・火・水が自由に扱える
(プリキュアか・笑)

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引っ越してきたアパートの裏手には神社が建っていた。
昔はこの辺りも山の中だったのだが宅地化が進んでこんな処まで家が建ってしまったらしい。
引っ越し荷物もそのままに、神社まで来ていた。
何故か懐かしいような。
どうしてだろう、そんな気分になる。
初めて来た場所の筈なのに、よく知っているような、デジャブ。
ふと鳥居の横の大きな木に子供が登っているのを発見した。
「危ないぞ」
声をかけると子供は此方を見て飛び降りてきた。
「おい!!」
慌てて差し出す腕にふわり、と落ちる。
軽い。羽根でも生えているのかと思うほどの感覚。
「きょうすけ!」
「えっ…ええと…どっかで会った?」
名前を呼ばれて困惑する。
子供は泣きそうな顔でぎゅうと口を閉じた。

***
一度は書きたい妖怪ぱろ
烏天狗・妖狐・水龍
と霊力のある人間・京介

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「そろそろお前ら一人で寝ろ」
そろそろ一人前として扱ってやった方がよかろうと思って言っているのに、それに対するチビ共の反応はきっぱり否定だ。
「いやだ」
「やだ!」
遊星が嫌がると、それに倣う様に元気にクロウも言う。
コイツわかってるのか。
真似してるだけじゃないのか。
怪しむジャックに遊星が言う。
「まだ寒い」
「さむい!」
再びクロウが繰り返す。
「もう暑かろう!」
3人で寝るにはベッドは窮屈でもある。
それでも遊星は一緒に寝たがり、クロウは真似をしたがった。
クロウの寝相の悪さにベッドから落ちないかと心配しながらそれでも3人で寝る日々はまだ続く。


***
チビ幼馴染組
ジャック大好き

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「じゃっく!」
帰ったとたんオレンジの毛玉が飛びついて来た。
首にしがみ付いてぎゃあぎゃあ言う。
「ずるい!オレもつれてってってこないだいったのに!じゃっくまたひとりでいった!」
「外は危険なのだ仕方なかろう」
「やだズルイズルイ!!」
「重い!ぶら下がるな!!」
サテライトは女子供が安全に出歩ける保障のある町では無い。
そう言って聞かせてもこのチビスケには通用しないのだ。
ズルイ、オレも連れてけと首にぶら下がって騒ぐばかりである。
面倒なことにもう一人、クロウばっかりジャックと遊んでずるい、とばかりに背中から貼り付いてくる者が居る。
まるでおんぶお化けだ。
背中とお腹にチビをぶら下げて結局次は連れて行く約束をするしかないのだ。


***
チビ幼馴染組
ちび共はジャック大好き

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昔は鬼柳のこと、何でも出来るカッコよい大人だって思っていた。
でも、そうじゃなかった。
3つ上なだけの、やっぱり子供だったんだ。
だけど何でも出来る大人だと思っていて欲しかった、らしい。
それも過去のハナシだ。
恰好つけることを諦めた鬼柳が、シティにやってきて人の部屋に泊まる時、先ずすることと言ったら、引きだしを勝手に開けてゴムの残りを数えることだ。
曰く、「クロたんに浮気されたら泣く」
今日も今日とていい笑顔で「減って無かった!」などと言うから蹴ってやった。

***
2個ほど使って帰る(笑)
ゴムでわかるよね(^^ゞ
割と下ねたなカンジだな…

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