ぽえまのこうしん
更新記録と小ネタ。
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ポッポタイムで暮らすようになってすぐガレージの片隅に壊れた鳩時計を見つけた。
「あーハトが引っ掛かって出てこなくなっちまったんだな」
せっかく店名にもなっているのに壊れているのは残念なことだ。
此処の店主はすでに亡くなって久しいようだし、跡取りである筈の倅は不在、ゾラでは直す事が出来なくて放置してあるのだろう。
どーすっかな、と思っていると遊星が手を伸ばしてきた。
「貸してくれ、直しておく」
「おう、頼むわ」
遊星ならば直せるだろうと時計を託してクロウは仕事に出た。
帰ってくると時計は壁に掛けられていた。
「お、直ったんか。さすが遊星…ん?」
しかしどうも鳴き声が変だ。
鳩時計ってフツー、『ポッポー』とか鳴くものじゃなかろうか。
「ってなんだこりゃ」
良く見れば鳩も黒い烏になっている。
勿論遊星の仕業だろう。
「…烏の方が可愛いと思ったんだ」
「…おう、そうか」
じっと眼を見てそう告げられれば、そうかと言うしか仕方ない。
遊星には甘いという自覚はある。
其れは惚れた弱みと言う奴なのかもしれなかった。
***
遊→←クロ的な。
「あーハトが引っ掛かって出てこなくなっちまったんだな」
せっかく店名にもなっているのに壊れているのは残念なことだ。
此処の店主はすでに亡くなって久しいようだし、跡取りである筈の倅は不在、ゾラでは直す事が出来なくて放置してあるのだろう。
どーすっかな、と思っていると遊星が手を伸ばしてきた。
「貸してくれ、直しておく」
「おう、頼むわ」
遊星ならば直せるだろうと時計を託してクロウは仕事に出た。
帰ってくると時計は壁に掛けられていた。
「お、直ったんか。さすが遊星…ん?」
しかしどうも鳴き声が変だ。
鳩時計ってフツー、『ポッポー』とか鳴くものじゃなかろうか。
「ってなんだこりゃ」
良く見れば鳩も黒い烏になっている。
勿論遊星の仕業だろう。
「…烏の方が可愛いと思ったんだ」
「…おう、そうか」
じっと眼を見てそう告げられれば、そうかと言うしか仕方ない。
遊星には甘いという自覚はある。
其れは惚れた弱みと言う奴なのかもしれなかった。
***
遊→←クロ的な。
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最近クロウの中で変なマイブームがあるらしい。
人の隙をついて頭を掻きまわしに来るのだ。
立ってる時は大丈夫なのだが、うっかり座っていると飛んできてぐしゃぐしゃにしていく。
「クロウ!」
そしてさっと逃げる。
逃げて置いて次の隙を狙って柱の影から覗いてる。
何なのアイツ。
めちゃくちゃになった髪の毛を手ぐしで整えていると遊星が言った。
「その髪が羨ましいんだろう」
オレもジャックも髪質は固い方だし、クロウはそのさらさらの髪が珍しくて好きなんだろう、って遊星は分析してくれた。
ああ、まあこれだけぐちゃぐちゃにされても手ぐしでなんとかなりますがね。
オレ的にはクロウの髪の方が撫でやすいし好きなんだけどな。
とか思っていたら遊星が言った。
目がマジだ。
「オレも正直羨ましい」
ああえっと…なんかホントごめん。
***
京クロ?
形状記憶髪・遺伝ですからね。
人の隙をついて頭を掻きまわしに来るのだ。
立ってる時は大丈夫なのだが、うっかり座っていると飛んできてぐしゃぐしゃにしていく。
「クロウ!」
そしてさっと逃げる。
逃げて置いて次の隙を狙って柱の影から覗いてる。
何なのアイツ。
めちゃくちゃになった髪の毛を手ぐしで整えていると遊星が言った。
「その髪が羨ましいんだろう」
オレもジャックも髪質は固い方だし、クロウはそのさらさらの髪が珍しくて好きなんだろう、って遊星は分析してくれた。
ああ、まあこれだけぐちゃぐちゃにされても手ぐしでなんとかなりますがね。
オレ的にはクロウの髪の方が撫でやすいし好きなんだけどな。
とか思っていたら遊星が言った。
目がマジだ。
「オレも正直羨ましい」
ああえっと…なんかホントごめん。
***
京クロ?
形状記憶髪・遺伝ですからね。
「珍しいな、買い物か?」
「ええ、ミゾグチは別の用で動いて居るわ」
クロウも珍しくブラックバードに乗って居ない。
両手に買い物袋を提げたシェリーにクロウは手を伸ばした。
「一つ持ってやるよ」
「結構よ」
対して重くもない荷物、此れくらいならば自分で持って歩ける。
「こういう時男に恥をかかさないのがレディってもんじゃねえの」
クロウが笑った。
「…じゃあお願いするわ」
ミゾグチ以外に頼るのがどうしても苦手だ。
両親を殺されてからの長い逃亡生活がシェリーをそうさせた。
ミゾグチしか、信じられない。
そんなことはないともう知っている筈なのに。
気が付くと車道側をクロウが歩いていた。
もう少し人を頼ってもいいのかもしれない。
***
クロシェリ
基本ほも書きではあるが
カッコよくて可愛くって漢前で子供好きで働き者な
私の大好きなクロたんが
女の子にもてないなんて絶対オカシイ!
という思考を持っている。
「ええ、ミゾグチは別の用で動いて居るわ」
クロウも珍しくブラックバードに乗って居ない。
両手に買い物袋を提げたシェリーにクロウは手を伸ばした。
「一つ持ってやるよ」
「結構よ」
対して重くもない荷物、此れくらいならば自分で持って歩ける。
「こういう時男に恥をかかさないのがレディってもんじゃねえの」
クロウが笑った。
「…じゃあお願いするわ」
ミゾグチ以外に頼るのがどうしても苦手だ。
両親を殺されてからの長い逃亡生活がシェリーをそうさせた。
ミゾグチしか、信じられない。
そんなことはないともう知っている筈なのに。
気が付くと車道側をクロウが歩いていた。
もう少し人を頼ってもいいのかもしれない。
***
クロシェリ
基本ほも書きではあるが
カッコよくて可愛くって漢前で子供好きで働き者な
私の大好きなクロたんが
女の子にもてないなんて絶対オカシイ!
という思考を持っている。